運環境努力才能
今日は「運環境努力才能」というタイトルで、
「運」をテーマに語っていきたいと思います。
「皆さんは自分が運が良いと思いますか?」
この質問に対する答えは人それぞれだと思います。
「運が良かったから宝くじが当たった!」(*1)
「運が悪くて車を擦ってしまった・・・」(*2)
「運良く志望校の大学に合格出来た!!」(*3)
「運悪く志望校で苦手分野が出て落ちた」(*4)
「才能」というのは人との差によって、
ある程度測定することが出来ますが、
「運」というのはほんとに考え方次第だなぁ
と思います。
*1であれば、
誰かが当たるようには出来ているので当たり前ではある。
*2であれば、
そもそも運転技術の問題ではと思う部分もある。
*3であれば、
上振れしたときに合格出来る程度には実力があった。
*4であれば、
苦手分野を潰さなかったのが原因であって「運」のせいではない。
「運悪く」下振れしたときに発揮出来る力が、
「自分の実力」だと思っているので、
落ちたのは「運」のせいではない。
「運」の捉え方は気持ち次第ということは重々承知の上で、
先程の質問にはこう答えます。
「めちゃくちゃ運良いです!!」と。
というか、そう思って生きてます。
「日本に生まれる」という出身国ガチャに当たり、
(最近までSSだと思っていましたが、今はSですね笑)
「秋田に生まれる」という出身地ガチャにはやや外れたものの、
父親は旧帝医出身の開業医
母親は実家が武家屋敷で、
僕が生まれたときに相続確定演出
(↑角館は母方の実家です)
母子家庭で育つ中で10歳のときに、
「父親についたら人が羨む生活が出来る
私についたら衣食住は約束するがそれ以上は期待するな」
と言われ(あのときの立秋にどんな選択肢が?笑)、
「え?強い状態でゲームして何が楽しいの?」
と思い母についていくことを決め、
小学校のときの担任には、
ゴミのような扱いを受け、
中学校のときはちょっとしたスター性を発揮し、
高校のときは本当に自由に過ごして、
学校の先生達とは仲が悪く、
(これは100%立秋が悪い)
大学生のときはのほほ~んとしてたら、
大手企業に就職出来て、
(他の人とは別ルート入社という優遇っぷり笑)
転職したら「休みなし」「時間外勤務手当なし」
「週8大潟村に行く」なんてブラックまっしぐらで、
サッカーのW杯見にブラジル行ったら、
見知らぬブラジル人に最前列のチケットもらうし、
起業して塾を作ったと思ったら、
2年目の春に世界がコロナで覆われ、
4年目の春に父親が亡くなり、
6年目の夏に水害の被害にあい、
7年目の秋に祖母が亡くなり、
(おかげで2親等以内の親族が母一人!)
ボロッボロになりながらも、
卒塾生や保護者様に恵まれ、
毎日楽しく生きてます\(^o^)/
これを「運が良い」と言わずに何と言おう!!
実際には人には良い時も悪い時もあって、
どっちも同程度に起こるのだと思います。
ただ「学ぶ」ことで「運」のマネジメントをすることで、
「運が良い」ときの効果を最大化し、
「運が悪い」ときの影響を最小化することで、
トータルで「僕って運が良い!」
状態に持っていくことが可能なのかなぁと思います。
例えば世界の状況について「学ぶ」ことで、
「衣食住」が揃った環境で育つことが出来たことが当たり前ではなく、
「とても運が良かった」ということを実感することが出来ますし、
保険の仕組みや効果を「学ぶ」ことで、
万が一に備えて保険に加入し、
水害時に車が廃車になるという「不運」の影響を最小化出来ます。
「運が良い」時に攻めて、
「運が悪い」時に守ることで、
総合的に見て勝つ可能性みたいなものが上がるのかなぁと。
当然、「受験」にも「運」の要素が大きく作用します。
「運良く」共通テストが上振れして、
第1志望に余裕を持って臨めることもあるし、
「運悪く」下振れして泣く泣く断念することもあります。
そもそも上振れしても志望校に届く可能性がない場合は、
「あ、ムリですね~浪人するか志望校変えましょ」
と伝えることになります。
「運」というのは「才能」や「環境」や「努力」を、
一瞬で吹き飛ばすくらいの破壊力を持った要素です。
2022年1月の共通テストは、
全国平均点が過去最低点でした。
当時大学受験生の塾生が12名いて、
「4期生」としてめちゃくちゃ期待していた代です。
受験する年度中に誰一人として辞めないという、
今となっては考えられない学年です(笑)
ある生徒は2浪目で入塾してきて、
前年比+15%というこの年としては、
わけがわからない上昇をみせ、
東京藝術大学・美術学部
に合格しました。
またある生徒は周りが悲惨な状況の中で、
8割弱を取ってしっかりと結果を出し、
秋田大学・医学部・医学科・推薦一般枠
に現役で合格しました。
ただめちゃくちゃ「努力」したにもかかわらず、
「才能」に恵まれた子がいたにもかかわらず、
立秋という最恐の「環境」だったにもかかわらず、
思うような結果が残せなかった子達もいました。
今考えても点数が取れなかった理由が、
「この年に当たって運が悪かった」
としか思えません。
特に努力していていたにもかかわらず、
共通テストがボロボロだった4人と、
共通テストが終わった翌日話す機会がありました。
僕も含めて5人で大号泣・・・(´;ω;`)
「理不尽過ぎるよね」って(泣)
そこから「共通テストとか運に負けたらムカつかね?」
という話になってそれまで以上に「努力」しましたね。
結果はどうなったかというと・・・
東北大学・医学部・医学科を目指していた子が、
共通テストでの足切りを避けて秋大に出願し、
無事、秋田大学・医学部・医学科に前期で合格!
秋田大学・医学部・医学科を目指していた子が、
推薦では不合格だったものの、
在籍していた高校で史上初(聖霊出身の既卒)、
秋田大学・医学部・医学科に前期で合格!
北海道大学・総合理系を目指していた子が、
前年よりも共通テストが取れず(聖霊出身の既卒)、
〇割すら取れなかったものの(これ言っていいやつ?笑)、
合格ラインまで上に100人いた方々を二次でぶち抜いて、
北海道大学・総合理系に前期で合格!
国公立・薬学部を目指していた子が、
第一志望の推薦は不合格だったものの、
前期試験で金沢大学・医薬保健学域・薬学類に合格!
この4人には痺れましたね~。カッコ良かった。
「運の悪さ」を「力」でねじ伏せた感がありました。
最後にこのうちの1人が以前、
塾の広告に載せてくれた言葉を抜粋します。
受験は残酷です。
「運」の要素もあります。
合格の要因における「運」の割合を
減らせるのが「実力」だと思います。
学習塾Spiralで自分に合った受験戦略を見つけ、
運に負けないくらいの実力を身につけることで、
志望校合格を掴み取ることを祈っています!
というわけで、「運環境努力才能」でした!
次回以降の予定です。
2月16日(日)「本の紹介その⑤」
2月20日(木)「環境努力才能運」
2月27日(木)「努力才能運環境」
皆さん!「私は運が良い」と思って過ごしましょう!
「GOOD LUCK!!」