特別編(学生講師より)
みなさま、こんにちは。
学習塾Spiralの4期生で現在は学生講師をしているものです。
立秋先生がお休みなので、
今日の内容は私が担当させていただくこととなりました。
ほぼ自分語りですので、
暖かい目で眺めていただけると幸いです。
私がこの塾の存在を知ったのは、
高校受験が終わってすぐの3月です。
高校が決まっていないにもかかわらず、
既に塾で面談をしたという母から、
塾について教えてもらったものの、
最初は入る気は全くありませんでした。
本当に気が乗らないまま春期講習を受けに行ったので、
立秋先生の第1印象はほぼ覚えていません。
ただ面談のときに、
「変な人だなぁ」
という感想を抱いたことだけは覚えています。
春期講習が終わった後にも、
通おうという気にはならなかったものの、
なんとなく入塾しました。
先生からしても私の最初の印象は良くなかったそうです(笑)
結局は高校3年間しっかり通ってしまったのですが、
今までの感想を頑張って書いていこうと思います。
高校1年生の時の私は、
特になんの心配もせずに、
将来もなんとかなるだろうと、
絶対的な自信をもって適当に過ごしていた気がします。
根拠のない自信は時に重要で時に最悪です。
先生の印象も特に変わりませんでした(笑)
塾でも毎日自習に来るような真面目な生徒ではなかったです。
ただ定期考査だけは頑張らなければという謎の使命感に駆られて、
その期間だけは一日中塾に入り浸っていました。
3年間変わらなったことはそれくらいですね。
考査だけは!みたいな意地だったと思います。
1年生が半分終えたくらいの時期から、
自習に来る回数が増えたと思います。
基本的に家で勉強するのが得意ではなかったのが理由です。
私は理解する速度が遅くて、
そのうえ予習を頑張ったりするタイプではないので、
1年生のときは高校の授業についていけませんでした。
(特に数学と物理)
だから塾で「どこがわからない?」と聞かれても、
「全部わからない!」と丸投げしてしまっていたので、
本当に先生には申し訳なかったなと思います。
2年生になるタイミングで、
新型コロナウィルスが流行し始め、
塾の対応もオンラインになりました。
高校も休校になり、
何をしていいかわからなかったときに、
アドバイスをいただけたことはとてもありがたかったです。
特に化学は2年生になってから始まったので、
何もわからず恐怖だったのが、
少しは楽になっていたと思います。
理系に進み専門理科が入ってくるので、
勉強は嫌でしたが、
学校の授業には慣れてきました。
それでも塾の授業があったからなんとかついていけたと思うので、
オンライン対応が終わってからも頑張って塾に来ていたと思います。
先生に質問しに行くと大抵は逃げられるので、
諦めない(そして悪びれない)メンタルが必要かな、と思います(笑)
私はもともと、ずっと薬学部を目指していました。
それ以外の進路を考えたことがなかったのですが、
3年生になってから急に進路で悩み始めました。
将来何をしたいのかがわからなくなり、
薬学部に行ったところでどうするかということまで、
想像が出来なかったのです。
加えて新型コロナウィルスにより先行きもわからず、
県外に出ることが怖くなってしまいました。
秋田に残ろうと決意し3年生の8月に、
秋田大学・医学部・医学科を目指そうと進路変更しました。
医学科は高い志を持つ人しか行ってはいけない、
みたいな偏見があったので、
この決断はとても怖かったのを覚えています。
立秋先生にこのことを伝えたときの反応は、
思った以上にシンプルで雑でした(笑)
今となってはありがたいことですが、
特に何の心配もされず、
今までと全く違うことをしなければいけないから、
と普通に計画を立ててくださいました。
それからは特に考える暇もなく、
受験が終わってしまった、という感覚です。
秋大の医学科は共通テストの配点が高いため、
共通テスト対策に全振りしました。
その時は必死だったので何も思いませんでしたが、
よく考えるととても怖いです。
ちなみに共通テストが終わった当日に、
家に帰ってからわざわざ塾に出向き、
自己採点をした話は先生のお気に入りです(笑)
自分でもかなり強靭(狂人)なメンタルだなと呆れます。
今では考えられません。
一般的に考えて、
急な医学科への進路変更はたぶん反対されるだろうな…
みたいな感覚があったので、
すぐに受け入れてくださり、逆にびっくりしました。
先生なりに思うことはあったと思いますが、
私の意見を尊重してくださり感謝しています。
無事受験を終えた今では、
3年前になんとなく入塾した私の判断は、
正しかったと心から思えます。
そして現在ですが今年の4月から、
アルバイトとして働かせていただいています。
通っていたころはもちろん何も思いませんでしたが、
塾の経営って大変だな~と、
先生の話(愚痴)を聞いていて思います。
労働環境はブラックに見えるかもしれませんが、
バイトの私達にとってはかなりのホワイトさです。
勤務時間なども柔軟に対応してくださいますし、
大学生活を優先させてもらっています。
半年の研修期間の間、
生徒さんの質問対応をさせてもらう機会がありましたが、
どこまで理解出来ているのか、
どの部分が分からないのか、
ということをこちらが理解しなければいけないので、
ありきたりではありますが難しいと実感しました。
これから学生講師として、
生徒さんを担当することになりますが、
先生に教わり理解出来た時の感動を、
(これは言い過ぎかもしれないです)
同じように感じてもらえるように、
誠意をもって接していけたらいいなと感じています。
生徒さんが立秋への不満などがあれば、
さすがに直接は言いにくいと思うので、
私に話していただければと思います(笑)
共感の嵐で盛り上がれる気がします!!
最後までお読みくださりありがとうございました。