「二月の勝者」始まるよ(10月20日追記)
10月16日(土)から
中学受験を扱ったドラマ
(原作の漫画は塾にも置いてあります!)
「二月の勝者」がスタートすることを記念して、
僕の中学受験に対する考えを書いていきます~。
10月20日に模試の結果を追記しました。
青文字部分が追記した箇所です。
僕は元々、「中学受験にはあまり肯定的ではない」人です。
というのも、僕の学歴は、
旭北小学校→山王中学校→秋田南高校→千葉大学
という大学を卒業する上で、最もお金がかからないパターンです。
小学校のときは、ずっとサッカーやっていたので勉強した記憶がないですし、
結果入学した中学校は、廊下をバイクが走り、
窓ガラスは割られるという状態でしたが、
すっごい楽しかったのです。
(高校に入学したらみんな席に座っていることに感動しました笑)
そんな僕が、中学受験について思いをはせても、
「う~ん、経験ないし、特に必要性は感じないかな~、
小学生のうちはゲームしたりお外で遊ぼ?」
としか思わなかったし、今でもそういう気持ちはあります。
ただ中学受験を経験した塾生に話を聞いてみると、
「受験して良かった!」
という意見が大半なのです。
理由としては、
・小学校のときは周りと話が合わなかった。
(けど、塾や進学先では話が合う人がいて楽しかった)
→これはわからないでもないですね・・・。
(まぁ、僕は今でも周りと話が合わない・・・)
・高校受験を回避できた。
→これは大学受験のことだけを考えると、どうかな~と思いますね。
(首都圏の大学直属の中学校であれば話は別ですが)
運動をガチでやりたい(それこそプロを目指すレベルで)場合は、
これは理にかなっていて、
高校受験はマイナスでしかないので、
こういう子は中学受験(中高一貫校であれば)は、
オススメかな~と思います。
こんな感じで、塾を作る前は、
「中学受験はしなくていいと思いますよ~」
という気持ちだったのが、
塾生の話を聞いて、
「人によってはやってみる価値がありますね~」
という気持ちに変化したのです。
そういう気持ちで前述の
「二月の勝者」を読んでみると、
本当に大変な世界なんだなぁ~と思いつつ、
学ぶことも多い漫画なのです。
ちなみにこの漫画を読んだ生徒から、
「先生(立秋のこと)って、
この漫画の主人公に似てますよね~、
性格わるいところとか笑」
と言われたことがあります・・・
まぁ、わかる気もします・・・
主人公が、
「共感力、想像力がないのが私の弱点」
と嘆くシーンがあるのですが、
(ドラマで採用されるかな?)
「僕もそこ弱いです~」と思うので・・・
ただそれでも、
「中学受験を目指す生徒を受け入れよう!」
と思うことなく、今年の1月まで過ごしていたのです。
(そもそも僕に小学生の相手が出来る自信がない・・・笑)
過去形なのは現在塾には、
「中学受験予定の小学生」がいるからなのです。
簡単に、受け入れるに至った経緯を話しましょう。
今年1月~お問い合わせ~
お母さん「そちらで小学生は受け入れていますか?中学受験を考えていて」
僕「あぁ~、これまで受け入れていないですね~、99%断りますけど、面談に来ますか~?」
(本当に失礼な奴ですね・・・お母さんすいません・・・笑)
結果、面談することに・・・
進路相談をしてお断りして、
「せっかくなので中学生になったら受け入れます」
というところを落としどころにしようと思って、
迎えた面談当日・・・
小4「はじめまして、○○です。今日はよろしくお願いします!」
僕「おっおう・・・(コミュ障っぷりを発揮!)」
もうね、最初の挨拶で、「格の違い」を見せつけられました・・・
これまでたくさんの高校生と、
多少の中学生と、
ほんのわずかな小学生と接してきましたが、
ダントツで凄かったです。
この時点で、「あれ~、入塾どうしよう~」と思い始めます・・・
僕「なんで中学受験しようと思ったん?」
小4「こうこうこういう理由で~」
この理由が、本当に理にかなっているんですよ。
確かに、それなら中学受験しかないよね・・・という。
しかしそれでも立秋は譲りません(笑)
僕「それなら、大手の○○さんとかは?
経験のない僕より中学受験なら多分強いですよ」
お母さん「この子のスケジュールです」
僕「大変ですね・・・」
そこから色々話したんですけど、
どう考えても、
「うちに通って中学受験をする」
がこの子のための最善の選択肢だなぁ~と。
そう思ったら、僕のチンケな考え方なんてどうでも良いので、
「わかりました~、受け入れます~」
と言っちゃっていました。
そんなことがあって、
「小学生が今通っているよ~」
というこの話を、
僕のことを「性格悪い!」と言った生徒に話したんですよ。
生徒「すごいですね~、先生教えてるんですか?」
僕「そうだよ~、すごいよね~」
(大学受験ならどのレベルまでも、さらには小学生にも教えられる僕ってすごいよね~)
生徒「本当すごいですね!その小学生の子!」
僕「え?」
生徒「え?だって先生と話が通じるんですよね?」
僕「うん・・・」
生徒「それってすごくないですか?」
僕「たしかに・・・」
今は小学5年生のこの生徒と、
普通に会話が出来るんですよね・・・
もちろん知らない言葉はあるので、
「それはこういう意味だよ~」
と教えながらになるのですが、
この生徒とは会話がしやすいのです。
まぁ話している内容が、
鬼滅→ヒロアカ→呪術廻戦
というジャンプ系の漫画についてが、
ほとんどだからかもしれませんが(笑)
僕「五条先生(呪術のキャラクター)の領域展開の虚数とか無限っていうのはね~」
小5「ほうほう、それで?」
と話についてきますし、
大学の赤本を積み上げて、「積み木の見え方」の問題をやっているときには、
僕「この、けーおーだいがくって知ってる?」
小5「聞いたことあります!」
僕「大学の創設者の名前は?」
小5「ん~、伊藤さん?」
僕「今の日本で一番愛されている歴史上の人物!2年後には変わるけど」
小5「福沢諭吉!」
僕「正解!今、やっている大河ドラマの主人公が渋沢栄一なんだけど、その人が一番愛されキャラに変わるよ~」
小5「見てみます~」
と算数をやりながら、社会についても勉強したりしますし、
僕「木刀を持ってこの塾を攻め落とすとしたら、一番大変なことは?」
というヤバい質問をしながら、弥生時代の稲作について学んだりします(笑)
お母さん「頼むから普通の授業をしてくれ・・・」
僕「さーせん・・・(´・ω・`)」
授業と呼べるのかわからないような授業を毎週やっているんですが、
結果はどうかというと、
9月に行った模試では、高得点を連発
→結果は、全体の一位でした👏
この子より優秀な子はそう多くはいないと思っていたので、
それが確認出来て良かったです!
ただ、まだまだ点数は取れる余地と余裕はあるので、
これから伸ばしていきます~
この間、英検準2級を受けてきて
僕「どうだった~?(合格すると3級しか持っていない僕は負けるなぁ・・・)」
小5「ギリギリです~、作文次第?」
という感じですね。
楽しく通ってくれているようで(そうだったらいいなぁ~)、
かと言って、「勉強一辺倒!」というわけでもなく、
他にも色々やりたいことをやっていて、
良い感じの通塾が出来ているなぁ~という状態です。
で、そうなると欲が出てきちゃって(笑)、
「中学受験を目指す小学生いける!」
と思っちゃっているわけです。
ただ、「大学受験がメイン」というスタンスを崩すつもりは、1mmもなく、
そこに影響がありそうな状態は避けたいわけです・・・
というわけで、少なくとも今後一年間は、
以下の条件に合致する小学生のみ受け入れます。
ということを提示して、今回は終了です。
「二月の勝者」について書こうと思ったら、
なぜか集客に走ってしまったという謎の回でした・・・
「南高中等部を目指している現在小学5年生」
(一位の子と一緒に頑張れば、二位、三位にはなれるかもしれませんよ~)
あまりにも限定的過ぎますが、
上記に当てはまるお子様がいらっしゃいましたら、
ご連絡ください。面談させてもらいます。
ただ本人の言葉で、
「なぜ南高中等部を目指すのか?」
を語ってもらい、僕が納得した場合のみ、
通塾が開始となります。(偉そうですね笑)
正直、「勉強面で~」という理由であれば、
どこの中学校も大差ないと思っているので、
理由としては、「ちょっと弱いかな~」
と思います。(ほんと、何様なんでしょう笑)
面白い小学生に出会えることをちょっとだけ期待してます!
こちらからは以上です~