FFⅦを終えて
今日は「FFⅦを終えて」というタイトルで、
お話したいと思います。
塾にはな~んの関係もない内容です。
FFⅦ関連について書いた過去の記事はこちら⇓
昨日深夜(5/8)の段階で、
プレイ時間は136時間
おそらく後2時間程度で、
クリアー出来ると思うので、
合計プレイ時間は140時間弱だと思われます。
(石川行く前に終われそうで良かった)
昨日で発売してから70日目だったので、
一日平均2時間プレイしてますね。
一日も欠かさず、継続することが出来ました。
(継続は力なり)
140時間ずっと感じていたこと・・・
それは・・・
「狂気」です。
どこを切り取っても、
妥協がない作り込みをしていて、
・光の印影
・誰も目にすることがないであろうゲーム内の看板への書き込み
・ストーリーに関係ないあまりにも多いミニゲームの数々
ゲームの本筋はもちろん、
それ以外の所である細部に至るまで、
作り手の「狂気」をまざまざと、
感じさせる作品でした。
ありがとう、スクエアエニックス\(^o^)/
しかし最高の作品である「FFⅦリバース」ですが、
全然売れていない・・・
2024年2月29日~3月31日の一ヵ月の売上本数が、
パッケージ版のみで約31万本
初週の売上が26万本だったので、
そこから4週間で5万本の追加売上
もうそろそろ4月の売上が発表されますが、
同ペースで売上げているとは思えないため、
パッケージ版の国内売上が約33万
ダウンロード版も合わせて、
国内で100万本をぎりぎり突破している
と言ったところでしょうか・・・
ちなみにダウンロード版は¥9,878ですが、
パッケージ版は値崩れがすでに始まっていて、
近くのゲオでは、¥5,500でした・・・
僕が買ったのが単価の高い「デラックスエディション」で、
¥15,800でした。(これでも楽しみ度を考えたら格安)
一本の単価を平均して¥10,000とすると、
100万本売上げていたとして、
「FFⅦリバース」の国内売上額が、
約100億円程度と考えられます。
相当ヤバいと思います・・・
というのも、このクオリティーのゲームを作るのに、
制作費が100億で済むとは思えないからです。
さらには販売する週には山の手線の広告ジャックもしてますし、
渋谷のスクランブル交差点で大々的な広告も出しているので、
広告宣伝費にも相当な金額を使っているはずです。
おそらくスクエアエニックスは、
この作品に社運をかけていたはずです。
そして(おそらく)負けた・・・と。
少しでも補填になればと、
関連商品をいくつか買いましたが、
一番高いのが、¥8,800のサントラ!
(4月10日に買って開いてすらいない笑)
つけ焼刃にすらならないでしょう・・・
FFⅦで黒字になる可能性があるとしたら、
「PS5独占契約」を結んでいるので、
PSの販売元であるソニーと大型契約を交わしているはずなので、
その金額によっては・・・と言ったところでしょうか・・・
なぜこんなにお金の話をしているかというと、
この作品が単発なのであれば、
「最高のゲームを作ったけど売れなかったね」
ちゃんちゃんで終わりなのですが、
これはFFⅦリメイク3部作の2作目・・・
そう、これから3作目は発売される(予定な)のです。
また発売時期は示されていませんが、
PS1で販売された原作が、
1997年1月31日だったので、
おそらくちょうど30年後の、
2027年1月31日頃と見込んでいます。
3作目の制作費を十分かけられるのかがとても心配です。
というのも、先月このようなニュースが発表されました。
「スクエアエニックス特別損失221億円」
特別損失とは何かというと、
進めていたゲーム開発が中止されたため、
これまでにかかった製作費などを損出として計上したものです。
(ただこれは221億円の赤字というわけではないため注意)
今、スクエアエニックスが作っているだろう、
最も力を入れているタイトルは、
「ドラゴンクエスト12」なはずですが、
ドラクエの作画を担当していた鳥山明先生が今年亡くなり、
ドラクエの作曲を担当していたすぎやまこういちさんが、
2021年に亡くなっているので、
「ドラクエ12制作中止か?」と言われていますが、
さすがにこの規模の作品が制作中止の場合は、
もっと大きなニュースになると思うので、
スマホゲームを含めた小~中規模の作品を、
複数制作中止にして、
大きな作品に力を注ぐためだと思います。
(というか、思いたい・・・)
スクエアエニックスがFFⅦリメイクの三作目に対して、
どのようなスタンスで開発するのかはわかりません。
今回のリバースの売上がよろしくなかった(であろう)から、
開発費を削減してしまうのか・・・
それとも一か八か(もしくは思い出のために)、
巨額の開発費をかけて作成するか・・・
いずれにしても今回の件からわかるのは、
どれだけ優れた作品を作っても、
それが売上に繋がらなければ、
ほとんど評価はされないってことです。
「僕は」FFⅦリバースは、
日本のゲーム史上でも類まれなる作品だと思いましたし、
作ったスタッフや販売元であるスクエアエニックスに、
感謝と最大限の敬意をはらいます。
でもこの凄さは多くの人には届いていないでしょう。
(僕のリアルの周りでFFⅦリバースをやった人を見たことがないように)
それだと先がない(可能性がある)んですよね。
一生懸命やりました。
血反吐を吐いて作りました。
一部のコアなファンから評価されたけど、
売上には繋がらなかったので、
先がなくなりました。
大衆が喜ぶように作りました。
マーケティングも完璧にしてローコストで作ったので、
最大限の売上が達成出来ました。
次に向けて資金を得ることが出来ました。
でも誰の記憶にも残りませんでした。
極端な2択ですけどね、どっちが良いんでしょうね。
僕はどちらかしか選べないのであれば、
迷わず前者を選びます。
(だって記憶に残りたいので)
FFというゲームシリーズは、
これまでは一生懸命作っていたら、
飛ぶように売れて会社の利益になった、
そういうタイトルだと思います。
(FFⅦ原作は国内だけで400万本売れてますからね)
でももう売れないんでしょうね・・・
そのことが寂しいとは思いますが、
時代の流れでもあると思うので受け入れて、
FFⅦリメイク最後の3作目を待ちたいと思います。
(開発中止にならない・・・よね・・・?)
このブログの結論です
スクエアエニックスがこれからも、
最高のゲームを作ってくれるように、
皆様!「ゲームしたいな」と思ったら、
スクエアエニックスの商品を新品で買いましょう!!
(特にダウンロード版!!中古は売上にならないのでダメ!)
Spiralがこれからも、
そこそこの授業と実績を提供出来るように、
皆様!塾に課金しましょう!!
FFⅦリバースの世の中への受け入れられ方には、
(受け入れられなかったことにも)
思うことは多々ありますが、
それでも本当に最高の70日、140時間の体験でした!!
皆様にもこんな素敵な体験がありますことを願っております!!
「FFⅦを終えて」でした!
次回の定期更新は5月16日(木)ですが、
北陸にいる予定なのでどうするか検討中です。
すっぽかしたらごめんなさい~