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2025 . 04 第4週

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御上先生の感想

2025.04.03

今日は「御上先生の感想」というタイトルで、

2025年1月~3月にかけてTBS系で放送された、

ドラマ「御上先生」について話したいと思います。

 

あまりドラマについて語ることはないのですが、

 

日本一の俳優は(2024.10.24)

↑このときくらいですね~

 

とても良いドラマだったので語っていきます!

 

 

「御上先生」の内容をとてもざっくりまとめると、

 

主演が「松坂桃李」さん

東大卒のエリート官僚の主人公(御上)が、

官僚派遣制度によって超進学校である「隣徳学院」に出向し、

高校3年生の担任となって過ごす一年間について、

描かれたドラマになります。

 

まず1話がとてつもなく良く出来ているドラマです。

 

御上先生のクラス全体に発した「君たちは上級国民予備軍だ」

(担任するクラスはほとんどが東大を目指す成績優秀な子達の集まり)

 

この言葉から問題提起が始まり、

表面化されている問題だけでなく、

内在的な問題をあぶり出す過程が描かれて、

1話が終了します。

 

そして1話の終わりにドラマの映像と共に流れるのが、

僕の大好きなONEOKROCKの新曲

「Puppets Can’t Control You」

 

この流れが完璧過ぎます。

ドラマの主題歌は元々発表されていなくて、

放送のタイミングで知ることになったのですが、

この曲のためのドラマで

このドラマのための曲で

主題歌というものの偉大さを見せつけられました。

 

ぜひ1話だけでも見て欲しい!!

最悪、YouTubeで曲のPVが見れるので、

それだけでも・・・

 

 

このドラマは単純な学園ドラマではなく、

社会問題や政治問題など多くの問題について描かれているのですが、

僕が思ったこのドラマで言いたいことは、

 

 

・「パーソナルイズポリティカル」

・「考えて」

・「俺、死なないから」

 

 

この3つだと思います。

 

詳しくはドラマを見てほしいので説明しませんが、

「娯楽のドラマ」というよりは、

「教育のドラマ」という観点で全員に見て欲しい作品です。

 

 

という感想を持てるくらい、

「御上先生」というドラマが最高の作品だという前提で、

ちょっと否定的に感じるかもしれない内容を書いていきます。

 

 

 

御上先生がよく生徒に向けて言う、

「考えて」

 

この言葉はとても大切で、

とても危険な言葉だと思います。

 

 

前提として今回ドラマの生徒は、

「隣徳学院」という超進学校に通う、

同年代の中における学力的最上位層に位置します。

 

 

ちなみにドラマのロケ地となった、

「聖光学院」は24年度入試の東大合格者が100名の超進学校です。

このドラマの生徒像もその影響を受けていると思われます。

 

隣徳学院に通っている生徒(御上先生の授業を受けている生徒)は、

 

・勉強面においての才能を有している

・勉強を死に物狂いで努力している

 

このいずれか、もしくはその両方です。

 

 

その生徒達に言う「考えて」という言葉は、

(君たちには考えることの出来る土台が備わっているから)

「考えて」(解決するにしてもしないにしても価値ある時間を過ごせるよね)

という意味を含んでいます。

 

この()内の前提がないままに、

ただただ「考えて」も何も出てこないはずです。

考える土台がないので。

 

じゃあ、「考える土台」とは何か?

と聞かれたら、

 

①知識

②努力

③経験

 

最低この中のどれか1つ、

出来れば2つは欲しい

と答えます。

 

御上先生は、

中学生の頃に強烈な③経験をして、

その後①知識を得るために②努力をし、

今の立ち位置にいるので最強の先生ですね。

 

生徒側は①知識を勉強を通じて得ている

もしくは隣徳に入学するために②努力をしている

はずなので、「考える」ことが出来るのだろうな、と。

 

 

ちなみに高校生のときの僕が「考える土台」があったかというと、

②努力はをしていないので①知識もなく・・・(笑)

 

唯一、③経験という部分では、

 

3歳のときに祖父の第一発見者

6歳まで祖母と二人暮らし

小学生になって母と二人で暮らすも、

放課後は母の友人(ようは他人)の家に預けられる

小学校高学年にはある程度一人暮らしが出来るようになって、

小学校の卒業旅行で1人福岡に行ったり、

高校1年生の夏には1人イギリス・フランスを彷徨う

 

というわりと特殊な経験をしているので、

意図せず「考える土台」が出来ていたのかなぁ~と思います。

 

 

なんでこんな話をしているかと言うと、

ここ最近の10代後半~20代前半の方々と接していて、

(高校生から大卒の社会人くらいまで)

「考える土台」がないのに、

「考えちゃって」身動きが取れない

方々が多い気がしたからです。

 

 

「僕はこう思います」

「私の考えとは合いません」

 

こういうことを言うのは大切だし、

ちゃんと意思を伝えているのは、

とても良いことだと思うんです。

 

でもその根拠となる土台がないので、

(なんとなく)「僕はこう思います」

(やるのが面倒だから)「合いません」

となっちゃってるかなぁ~と。

 

 

「質」を作るのは「量」なんですけど、

「量」をやる前に「質」を考えてやらないという。

 

やらない理由が「考えた」からなんですけど、

その「考え」自体が何にも基づいていないので、

単なるわがままに見えちゃうよね

って、最近思います。

 

「個性」とか「多様性」とか、

言葉だけが一人歩きしちゃってる感じがします。

 

 

一応言っておくと、

「だから若い世代は~」とか言いたいわけじゃなくて、

若い世代に媚びてこういう世界を作ったのは僕達世代なので、

僕達上の世代の責任かなぁ~と思います。

なのに若い世代は文句を言われるという、カオス(笑)

 

 

YouTubeなんかは視聴者が関心あるような最適化された内容しか流れてこないし、

映像授業の塾なんかも合格出来ないレベルの子にすら、

「これを見たら合格しますよ~」と言って集客・集金しちゃって、

それらを鵜呑みにしてたら、まぁこうなるか・・・という感じです。

 

 

「考える」という土台を作るために、

(その時点では意味のわからない)指示を守るとか、

言われたことをやるとか、

そういうちょっと理不尽なことに対する、

耐久性みたいなものが弱くなってる気がしますね。

 

 

とりあえず「気合と根性」で言われたことやって、

ちゃんと成果だして、

それから「あれ?これって意味あったっけ?」

と考えればいいのであって、

「これ意味ある?」とやる前から考えていたら、

究極の問いである「人生に意味ある?」

に辿り着いちゃうので・・・

 

 

これは「立秋の言っていることは正しい!」

みたいなことを言いたいわけではなくて、

(そもそも僕は僕が正しいなんて思っていないので)

「考える」ことだったり、

「個性」だったり、

とても大切だし大事にしなきゃいけないんだけど、

その前にあるものの重要性に気付かないと、

人生詰む可能性があるよね、という話です。

 

 

ということを思いながら、

「御上先生」を観ている僕は、

相当ひねくれていますね(笑)

 

 

 

4月の定期更新はあるテーマに沿った、

作品について語っていこうと思います。

 

4月10日(木)「FF零式の感想」

4月17日(木)「本の紹介その⑦」

名作「ノルウェイの森」を紹介する予定です!

 

ドラマ「御上先生」

ゲーム「FF零式」

小説「ノルウェイの森」

 

これだけで何をテーマにしているかわかった方は、

ぜひ語り明かしましょう!!

 

 

とにかく今日のブログで一番言いたいことは、

「御上先生」最高だから絶対観て\(^o^)/

ということです!!

「Tver」とか各種動画配信サイトで観れるはず!!

 

 

ちなみに今期(4月~6月)に観たいドラマがないので、

過去作で何か観ようと思うのですが、

ブログの読者の方でお薦めがある方はぜひ教えてください!

ドラマは1クールに1作品というエンジョイ勢なので、

有名作でも観たことないものはたくさんあります!

ぜひ情報をお願いします!!

 

 

以上、「御上先生の感想」でした~

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