卒塾生より~⑥
今日は、卒塾生シリーズ第6弾
「卒塾生より~⑥」です。
第1弾~第5弾はこちら⇓
(秋田大学・医学部・医学科)
(早稲田大学・国際教養学部)
卒塾生より~③(2023.03.30)
(北海道大学・理学部・生物学科)
特別編②(卒塾生より)(2022.11.24)
(千葉大学・看護学部)
(秋田大学・医学部・医学科)
はじめまして!
私はSpiralの6期生で、
現在は富山大学・薬学部・薬学科の1年生です。
ここ最近ブログを休載されている立秋先生に代わって、
今回は僭越ながらSpiralでの勉強のようすと、
私の現在の生活についてお話していこうと思います。
私がSpiralに入塾したのは高1の秋頃でした。
それ以前はT進に通っていましたが、
映像授業の合わなさと勉強勉強しすぎな環境に息苦しさを感じたことから、
ほかの塾を探しこのSpiralを見つけました。
当時は金沢大学医薬保健学域薬学類を目指しており、
入塾時の面談では「目指せなくはない」
みたいなことを言われた気がします。
その頃の私は高校受験に燃え尽きたことと、
周囲のレベルの高さに打ちのめされたのもあり、
全くやる気がありませんでした。
入塾後も出された宿題だけ次の授業の前日にやる、
というようなことを繰り返していましたし、
学校の勉強も定期前にしかやらないという、
見事な怠け者っぷりでした。
そんな私ですが高2になると、
諸々の理由から東北大学薬学部に志望を変えました。
だからといってすぐやる気に満ち溢れたわけではありませんが、
少し心構えが変わった気がします。
そこから成績が伸びはじめ、
入塾前は学年3桁順位を取ることもありましたが、
20位前後まで上げることが出来ました。
結局受験勉強に本腰を入れ始めたのは高3の夏休みからで、
一日の勉強時間が10時間を超えたのもこの時期が初めてです。
やる気のなさすぎる私がこのSpiralに通い続けることができた一番の理由は、
先生と周りの方々が面白かったことだと思います。
授業中は先生の愛のあるいじりが炸裂したり、
6期生の方々の天然が爆発したりして、
私は毎回笑わされていました。
ただ面白いだけでなく、
先生は「10時間チャレンジ」といって新しいことに挑戦したり、
6期生の方々は自習室でぶっ通しで勉強を頑張っていたりと、
頑張る姿が刺激になっていた部分もあります。
Spiralに行くたびに、
勝手に元気とやる気をもらっていました。
ありがとうございました!
現在Spiralに通っている皆さん、
先生のいじりはときどき鋭いかもしれませんが、
負けずに頑張ってください!
さて、私が富山大学に進学することになったのは、
お察しの通り東北大学に落ちたからです。
共通テストでは自己ベストを達成し、
Ao3期の一次を通過するも、
二次の面接で不合格。
前期試験でも難化した理科に耐え切れず不合格。
東北大学には縁がありませんでした。
共通テスト後には、
前期・中期・後期でどこに出願しようか
しばらく悩んだ記憶があります。
前期は共通テストリサーチでA判定をもらえた、
金沢大学が頭をよぎりましたが、
「将来後悔しないように」
というアドバイスをもらい、
東北大学に決まりました。
ただ後期についてはかなり悩みまして、
K塾のリサーチではA判定だった富山大学が、
他の予備校のリサーチではD~E判定だったことや、
富山大学の後期では私の苦手な小論文と面接が課されることから、
避けたいという気持ちが強くありました。
どうにかして小論文と面接を避けようと、
中期で静岡県立大学や岐阜薬科大学を受けるのはどうかという話をしたら、
先生に笑い気味で「それはない」と一蹴され撃沈。
結局学校で小論文と面接の特訓をみっちり受け、
今富山大学に通っています。
小論文と、特に面接の練習は憂鬱でしたが、
私は今その練習に助けられています。
後期で合格して無事に大学生になれたのはもちろん、
大学の授業のレポートも抵抗なく書けますし、
アルバイトの面接もいい感じに答えることができたので、
高時給でまかないがおいしい回らないお寿司屋さんで働けています!
Spiralに通う中で富山大学は一度も志望したことはありませんでしたが、
結果として共通テスト後の選択は間違っていなかったと思います。
前期で東北大学、後期で富山大学に出願するよう、
助言してくださった先生には感謝です。
大学進学でなければ秋田から富山に
移り住むことなんてほぼ考えられませんから、
この際6年間で富山マスターになろうと思います。
まずは富山弁を話せるようになることが目標です!
最後にこの長い話を通して伝えたかったことをまとめると、
①目標は高くしたほうがいい
②無駄なことはない
③先生の言うことは割と信用できるので信じたほうがいい(かも)
ということです。
①については特にやる気のない人は、
とりあえず高いレベルの大学を目指しておくといいと思います。
そうすると、いざというときに大体の大学に通用するようになるからです。
ただし、努力が伴わなければどこにも合格できません。
②については、私の小論文や面接のスキルがそうであったように、
大抵のことはどこかで役に立ちます。
東北大学に落ちるという挫折経験も、
今の自分を強くしていると思います。
どんな経験も人生を彩ってくれるものです。
③については、書いてある通りです。
先生の話は適当に見えてかなり的を射ています。
受験に関することで悩んだら、
とりあえず先生に意見を求めてみると
良いかもしれませんよ。
さて、私は将来薬剤師になります。
これから先の6年間、
これまでの受験勉強を超えるような膨大な量の勉強をしなければなりませんが、
もうSpiralに入塾した当時のやる気のない私とは違います。
Spiralで受験勉強に耐え、挫折し、最後に報われた経験があれば、
国家試験もなんだかんだ乗り越えられるでしょう。
いつかこれを読んだあなたと薬剤師になって会えたら嬉しいです!
2024年9月12日 Spiral 6期生より