チラシを見てHPをご覧になっている方へ
今日、秋田市のほんの極一部の地域に、
塾のチラシを配布させてもらいました。
今日はそのチラシを見て塾を知っていただいた方向けに
「この塾はどんな塾か」をお知らせする回です。
「チラシを見たい」
という稀有な方はお渡ししますので、
事前予約の上、来塾してもらうか、
卒塾生のご家庭は送付も致しますので、
お気軽にお声がけください。
いきなりおかしなことを言いますが、
チラシを見て「この塾良いかも」
と思ってくれた方がいたとして、
このブログの記事を見て、
「え?なんだこの塾?電話するのやめよ」
となる可能性が多分にあることを予めご了承ください。
というのも、今回チラシを作ってくれたのは、
金沢大学・医薬保健学域・薬学類に合格した卒塾生なのですが、
その子は3年間通ってくれました。
その子のお姉さんも3年間指導させてもらって、
千葉大学・看護学部に現役で合格しています。
ようは姉妹揃って、
うちの塾で受験を成功させているので、
「生徒の声」を読んでもらえばわかるように、
めちゃくちゃ良い事を書いてくれています。
それを読んだときは本当に嬉しかったし、
(原案を車の中で読んだんですけどちょっと泣いた笑)
「塾をやっていて良かったなぁ~」と思いました。
でもそれはあくまでも、
「一人の生徒」の意見です。
全員が全員、ポジティブな感情を塾にいだいているわけではないことは自覚しているし、
塾を開いてもうすぐ丸4年になりますが、
罵詈雑言の嵐をまくしたてられたこともあります。
(そして同業者にはめちゃくちゃ嫌われています笑)
塾のチラシなので、ネガティブなことって書かないわけです。
でも「全員が全員ハッピー!」なわけではないことも事実なので、
このブログではわりとネガティブなことも書きます・・・。
広告で人をHPに集めて、
そこで自塾のネガティブキャンペーンをするという
わけがわからない状況です。
なんのためにこんなことを書いているかというと、
後述しますがうちの塾って、
「当たり外れが途轍もなく激しい塾」
という自覚があります。
ある生徒にとっては100点だけど、
別の生徒にとってはー100点かなと。
(平均取ったら0点やんけ・・・)
でも今のところは、
(ギリギリで)経営も成り立っていて、
(そこそこの)合格実績も出せているので、
「まぁ、良いであろう」と思っています。
なので、なるべく入塾前の段階で、
ミスマッチをなくすために、
ネガティブなことを書いています。
初回の面談をするときには、
「そもそも塾って必要ですか?」から始まり、
「それなら塾に入らなくても大丈夫だと思いますよ」くらいは平気で言うし、
「今からその志望校だとほぼ浪人しますね~」なんて酷いセリフも吐きます。
それもこれも「ミスマッチを避けたい」という気持ちからであって、
(だってお互いに時間もお金も無駄になるし・・・)
決して、「塾に入って欲しくない」と思っているわけではないです。
(だって生徒がいないと経営が成り立たないもの・・・)
まぁ、実際会ってみると、「案外普通ですね?」と言われるので、
多分、このブログの文章が「本当にヤバい奴」に思われているのだと思います。
↑ ここまで前置き
↓ ここから本題
うちの塾を一言であらわすと、
「大学受験をメインとするなんかよくわからない塾」
となります・・・。
一番下は、小学校6年生の子から、
一番上は、大学生の成人まで幅広い年代の子が通ってくれています。
大多数が高校生で、「大学受験を目指している」のは確かです。
たまに言われるのが、
「成績の良い子だけが通えるor成績の良い子だけを入塾させている」
という内容です。
この発言には違和感があって、
入塾時に成績は見せてもらいますが、
成績でフィルタリングをしたことはないし、
(挨拶など態度ではあります)
入塾時にテストなどの類のものもないです。
ただ常に意識しているのが、
その子の今の実力と、その子の志望校の差を、
残りの時間で0にするために、
ただただやるべきことをやってもらうということだけです。
なので最初の段階で、「差が0」の場合は、
「塾に来なくても大丈夫だと思いますよ~」となります。
「差が10」の人と、「差が100」の人では当然やるべきことも違って、
(もちろん受験までの残り時間にもよりますが)
僕から言われることや負荷の量も違います。
それがつらくて塾を辞めていく人がいることも事実です。
塾を辞められることに悲しさを感じないと言えばウソになりますが、
通ってくれている子の方がはるかに大切なので、
退塾防止の手立てを特に設けてはいません。
#秋田で一番辞めやすい塾
その結果、わりと募集状況がコロコロ変わります。
(各学年偶数人数かつ3の倍数が良い)
例えば今回のチラシには、
①予備校コース
③高校3年生
の2つが「定員につき募集なし」とありますが、
「どちらかのコースに一人欲しいなぁ~」
と現時点では思っています。
(その他の学年は記載通り)
出入りはわりと多い塾なのかな?と思います。
昨年度(2021.4~2022.3)の受験生は、
大学受験生・高校受験生合わせて13人いましたが、
2019年4月(この学年が1年生のとき)から数えると、
退塾した子が3人いたはずです・・・(多分)
この人数が多いか少ないかはわかりません。
体感では、10件問い合わせがあったとして、
8件が面談まで進み、2件が問い合わせのみ。
6件が入塾し、2件は面談のみで入塾せず。
1年後塾に残っているのが、
3~4件といったところですかね。
(よくこれで経営が成り立ってますね・・・)
あとは僕には
「生徒には何が何でも良い大学(高校)に入って欲しい」
という気持ちは微塵もありません。
「その子が望むならどこでもいいです~」
と思っています。
ただ僕の能力の性質上、
どこでもいい→上限なくどこでも合格させることが出来る(可能性が高い)
このようになっているため、
難関大学に合格者が多いことは確かだと思うのですが、
どこの大学(高校)でもその子が納得するならそれが嬉しい、です。
そのように僕に「熱い想い」のようなものがないため、
「うちの子ヤル気がないので塾になんとかして欲しい!」
という願望を叶えることは出来ません・・・。
(そもそも僕にヤル気がない・・・)
これはちょっとニュアンスが難しいんですけど、
「ヤル気がない」のを否定しているわけではないんです。
(もちろんあった方が良いとは思いますけど)
「ヤル気はないんですけど、どうすれば最小の努力で○○大学にいけますか?」
みたいな考え方は、僕は好きなので。
面談時に、上記のようなことを言う子もいて、
(大物の気配があるよね)
「それなら○○と○○はやってもらう必要があって、後はそれを君が受け入れるかどうかですね」
というやり取りをすることもあります。
(日本最難関レベルではなかなかこうもいかないけど)
このブログを客観的に読むと、
「自己主張の激しい変わった奴」
みたいに思われるかもしれないんですけど、
あくまで大事なのは「僕の主張」ではなく、
「面談に来た子の主張」(保護者様ではなく)です。
後はその子の主張に対して、
塾として接点を見つけられるか、
かなぁと思っています。
こんな感じですかね~。
塾としての説明は。
改めて言っておくと、
新規の方を募集してますからね?
ぜひ興味があればご連絡ください!
入塾する・しないに限らず、
少なくとも有意義な話はさせてもらえるかと思います。
あまりにもネガティブな方向に振れ過ぎた気がするので・・・
最近入塾して1か月を過ごした既卒生2人のコメントと、
3月に卒塾した子、2人の保護者様の感想を最後に添えて、
今回のブログは終了です!
既卒生A
一人一人に与えれたスペースが広いのでとても快適です。
自習が捗ります。あとお菓子くれます。嬉しいです。
既卒生B
私に合わせてカリキュラム組んでくれるのがめっちゃありがたいです。
管理されるのではなく自主性に任せてもらえているので、やりたいことが出来ます。
困ったら適切なアドバイスをくれるので私には最高の環境です。
卒塾生Z
この塾の過ごしやすさ居心地の良さは人によってまちまちだと思います。
この塾は少し特殊で、「普通に塾に通っている」という感覚ではなく、
「恐れ多いことに自分なんかがこの塾に通わせてもらっている」
という他の塾では感じることの出来ない感覚がありました。
ストレスは溜まるし塾での勉強に飽き飽きすることもありました。
けれども、そんな時は塾長がお菓子を買ってきてくれたり、
塾に通う友達と公園に行って休憩することで意欲を取り戻し、
勉強に励むことが出来ました。
小学校からの憧れであった北海道大学の合格実績を、
この塾に残すことが出来てとても嬉しく思います。
保護者様P
娘のお友達からの紹介でこの塾を知り、
それまで約8年間通っていた当時の塾を辞めたいと思うほどの塾なのであろうかと思いましたが、
面談で入塾を決めた際は「もっと早く入りたかった」と思いました。
高校受験では秋田高校に不合格となり、その際は私の方が泣いてしまいました。
今回、念願の北海道大学に合格出来て、ひとしお嬉しく涙が出ました。
塾長をはじめ塾生の方々がアットホームな雰囲気で居心地良く頑張っていました。
ありがとうございました。
保護者様Q
娘が第1志望に合格することができましたのも、
ひとえに塾のご指導の賜物と存じます。
大学受験に失敗し「もう一度挑戦したい」と懇願され、
卒業校の先生より貴塾を紹介して頂きました。
入塾の決め手は「私には合うと思う」と言った娘の直感でした。
個別指導はコミュニケーション力が圧倒的に違います。
娘の精神面、学力面共に支えてくださりました。
生徒との信頼関係を築いた塾長のお言葉には重みがあり、
そのお言葉に幾度となく勇気をもらうことが出来ました。
最高の形で合格出来ましたことを親子共々感謝しております。
1年間ご指導頂き本当にありがとうございました。
この塾は上記のような、
「たった一人」のために存在すると思っています。
今回、チラシをご覧になってくれた方々の中で、
「そんな一人」が現れてくれたら嬉しいなぁ~。
素敵な出会いを楽しみにしております!