秋田大学オープンキャンパス
もう一か月以上も前のことになりますが、
オープンキャンパスのススメに書いた通り、
秋田大学のオープンキャンパスに行ってきました。
そのレポートと秋田大学の入試についての記事になります。
7月28日(土)、30℃を超える暑さの中、
自転車で行って来ました、秋田大学手形キャンパス!
着いたのはお昼過ぎでしたが、
友人と楽しそうに来ている人や、
家族連れで来ている人、
学校単位で来ている集団など、
多くの高校生で賑わっていました。
(主催者発表によると3400人の来場があったようです)
受付でパンフレットと一緒にもらった
冷たいお茶を飲みながら、
「どこに行こうかな?」
と考えながら歩いていると、
セグウェイに乗った男子学生がいたり、
サークルの催し物があったり、
在校生や大学職員による
「進路相談コーナー」があったり、
とても良い雰囲気でした。
そんな中、学食前を通ると、
「無料券使ってない方いませんか?」
と呼びかけるおばちゃんの声。
「お茶だけでなくご飯も食べさせてくれるとはなんて良い大学!」
と思いながら、渡された袋の中にありました!
「無料昼食券!」
4~5種類の中から自由に選べるようです。
僕は「ハンバーグ定食」を注文しました。
(2回続けて食べ物ネタ)
食堂はほぼ満席で、
「次にどこ行こうか?」
という声が聞こえてきます。
無計画で大学に来て、
とりあえずご飯を食べている僕も、
行くところは決まっていません。
このままでは、
「ただでご飯を食べさせてくれるとても良い大学」
という紹介になってしまうため、
どこかに行かなければ・・・。
パンフレットを眺めると、
13:20から「教育文化学部」のガイダンスがあるらしく、
そこに向かうことにしました。
ガイダンス会場の扉を開けると、
軽快なサンバのリズムに乗って踊っている学生達、
「あ、間違えました(;´・ω・)」
と思ったら、ガイダンス前のサークル紹介だったようです。
少ししか見れませんでしたが、凄まじいキレでした。
ガイダンスでは、「教育文化学部」の特徴を、
「学校教育課程」と「地域文化学科」
の2つに分けて説明してくれました。
「学校教育課程」では、
教員就職率が東北地区でNo.1であることや、
秋田県における教育への貢献度、
これから訪れる教員の大量退職期についての問題点について。
「地域文化学科」では、
地域連携ゼミという特徴的なカリキュラムについてなど、
興味深い話をうかがえました。
どちらにも共通しているのは、
少人数で学生が学べるとても良い環境だということです。
これはガイダンスでも言っていましたが、
県庁所在地にありながら、キャンパスは広く、
秋田駅から徒歩10分で通えるというのは、
大きなメリットだと思います。
秋田大学は、そのような利便性も含めて、
「バランスの取れている良い大学」という印象です。
全国的な評価を見ても、
「面倒見がよい大学」(東洋経済ONLINEから)では、
59位(同率で新潟大学や九州大学)
「教育・研究室ランキング」(日経トレンディ)では、
67位(66位が明治大学)と、
決して低くない順位です。
入学後、学生を伸ばしてくれる大学と言えると思います。
ただそれに伴い、これもガイダンスで言っていましたが、
近年倍率が上がっていることには注意しなければなりません。
入試年度 2018 2017 年
教育文化 4.1 2.7 倍
(全入試合計)
医学部・医学科 7.1 4.1 倍
(前期)
保健学科 6.5 2.3 倍
(理学療法学専攻)
この倍率が上がったのは、
首都圏の私立大学が合格者を大幅に減少したことや、
(いずれ記事にします)
秋田大学の高校生への魅力が上がったことなど、
多くの要因があると思います。
また昨年度の特徴として理工学部が、
従来のセンター重視のa方式と、
二次重視のb方式を取り入れたことも挙げられます。
二次重視のb方式があることで、
センターで思うように点数の取れなかった受験生が、
二次での逆転にかけて出願することになりました。
結果、b方式の平均で10倍を超える高倍率となりました。
これはセンターで失敗してしまった上位層の
学生を取り込む意図もあるかと思います。
(横浜国立大学・理工学部・後期と
同じような意図を持っている印象です)
とは言っても、
秋田大学の入試がセンター重視というのは、
これまで通りかと思います。
二次試験に必要な科目も多くはない大学のため、
(医学部・医学科で理科がない等)
センターに向けた対策を早めにしつつ、
二次科目は徹底して対策を行うのが、
秋田大学の入試に対する向き合い方かと思います。
より詳しく知りたい方は、お問い合わせください。
外部生にも、「面談のみのコース」を用意しております!
ガイダンスを終えた後は、
16:00~次の授業が入っていたため、
図書館を少し覗いて足早に大学を後にしました。
今回久々に秋田大学構内に入りましたが、
本当に雰囲気がよく良い大学だなと思いました。
また、生徒に対して色々な大学の情報を伝える立場の僕が、
「話題にする大学に行ったことがない」
というのは、想像で物事を語ることになるため、
大きな問題になりかねないと改めて思いました。
そんなわけで、これを見ている大学生・大学関係者の方で、
「うちの大学おいで~」
という方がいましたら、ぜひお声がけください!
可能な限り足を運んで、
少しでもその大学の雰囲気を伝えられたらなと思っています。
よしっ、これでご飯を食べさせてもらった恩義は返したはず。
ごちそうさまでした、秋田大学!
来年は本道キャンパスに行きたいけど、
ぼっちで浮く未来しか見えない・・・( ;∀;)