男性と女性の差
今日は「好きな映画監督」
というタイトルで
お送りする予定でしたが、
5月5日(金)に仙台まで観に行こう
と思っていた映画が、
今日で終わることになってしまい、
メンタルが相当やられているので、
予定を変更して、
「男性と女性の差」
というタイトルでお送りします。
5月5日(金)~吉祥寺
5月27日(土)~神奈川
6月16日(金)~栃木
で再上映されるらしいですが、
映画を観るためだけに、
関東圏行くかどうか、
悩んでいるところです・・・
たまに新規の面談で保護者様から、
「男女比はどれくらいですか?」
と尋ねられることがあるのですが,
その時々によって全然違って。
一番偏っていたときだと塾生全体で、
男子 1 対 女子 4
最も合格実績が良かった4期生(全13名)は、
男子 1 対 女子 12
という偏りっぷりでした・・・
これまでの5年間の合格実績で、
偏差値が高い大学に進学した15名を考えると、
(本人たちの偏差値が高いかは別です笑)
秋田大学・医学部・医学科 6名
旭川医科大学・医学部・医学科
北海道大学・総合入試理系・生物重点選抜群
東北大学・経済学部
東京藝術大学・美術学部・先端芸術表現科
千葉大学・看護学部
金沢大学・医薬保健学域・薬学類
慶應義塾大学・法学部
早稲田大学・商学部
早稲田大学・国際教養学部
となるのですが、
この内、14名が女子です・・・
千葉大看護と麻布獣医のどっちを入れるかを迷ったけど、
どっちを入れても男女比は変わらなかった・・・
こういうことを書くと、
「あの塾は女子を優遇している!」とか
「やっぱり女性の方が優秀なのね~」とか
的外れなことを言われちゃうので、
今日はそこら辺も含めて、
話していこうと思います~
まず現在の塾生の男女比率ですが、
(ほぼ)1 対 1 になってます!
今年度の受験学年である6期生に関しては、
塾が始まって以来、
初の男子の方が人数が多くて、
男子 7 対 女子 3 です!
なぜこれまで女子の方が多かったのか・・・?
を考えてみると・・・
立秋がイケメンだから・・・
「女子高の目の前だからでしょ?」
というのが真っ当な理由に思えるのですが・・・
(おそらく)ほとんど関係ございません・・・
塾生に占める、聖霊高校在学者の割合を考えると、
かなり少ないのでほぼ影響がないと思います・・・
この好立地なのに、在籍者数が少ないのは、
何かこちらに問題があるのでしょう・・・
女子が多い理由として考えられるのは、
(1)僕の考え方
(2)僕の生い立ち
この2つだろうなぁ~
と思っています。
まず(1)の僕の考え方についてですが、
僕はかなりの現実主義者です。
無責任に(お金のために)、
「頑張れば絶対受かります!」
ということを口にすることは、
(少なくとも今の所は)ございません。
「あぁ~、この成績だと浪人しますね~」
くらいは初対面で平気で言うし、
「ちょっと僕だと役不足ですね~」
ということを正しい意味で使ったりします。
逆を言えば、塾に受け入れたってことは、
(可能性が高いは低いかはしらんけど)
「合格する」と思っているってことだから、
塾生は自分の限界まで頑張ってね?
過去にも、
学年最下位で留年の危機からの、
青山学院大学・経営学部に合格した子や、
同じく学年最下位からの(最下位多いな笑)、
国公立大学に合格した子や、
現在では、中学時の実力テスト180点からの、
大学進学を目指している子なんかがいるので、
まぁ、やればなんとかなるかもしれないのです。
話を戻します・・・
入塾前の問い合わせ段階では、
男女比は、1 対 1 です。
ただ面談時に、
「は?」と思うことは、
圧倒的に男子の方が多いです。
挨拶が出来ない・・・多分、連れて来られたのだと思いますが、
面談に来る頑張りを、来ない頑張りに変えて欲しかったな・・・
発言に根拠がない・・・努力をしたことがないし、する気もないのに、
なぜか志望だけは高いという・・・よく言えば理想主義者・・・
女子は現状と志望とのギャップが、
男子に比べて乖離していないイメージです。
なので、現実主義者の僕の考え方と、
入塾時のミスマッチが起きにくいのかなぁ~と。
それでも、「頑張ります~」と言って、
入塾する男子も当然いるのですが、
初回の授業で、
「志望校合格のために3年間やらないといけないこと」
を話したら「やっぱり無理です~」と言って、
来なくなる男子もいれば・・・
(このご家庭からは資金回収出来ず・・・)
四則計算がおぼつかないので、
「算数からやり直そうか~」
と提案しても、受け入れることなく、
「バカにされた~」と言って、
塾からいなくなる男子も、
毎年現れます・・・
一応、言っておくと、
前述の15名の中で、
「四則計算をちゃんと出来るな~」
と思う子は、2~3人ですからね?
それ以外の子は、
ちゃんと自分と向き合って、
改善したから合格したのではないでしょうか。
まぁようは、
入塾する人数に大きな偏りはないけど、
途中で出ていく人数に大きな違いがあるなぁ~
というのが、男女比の偏りの原因の一つです。
男女が10名ずつ面談に来たとして、
男子は6名入塾し、
女子は8名入塾し、
男子は1か月以内に2名辞め、
女子は1か月以内に1名辞め、
男子は1年以内にさらに2名辞め、
女子は1年以内に1名辞めて、
卒塾する人数が、
男子 2名 女子 6名
男女比率が、1 対 3
というのが感覚に近いです。
これだけ見ると
「女子の方が優秀ですよね」
という発言に説得力がありそうなのですが、
僕がこれまで見てきた生徒の中で、
進学先で上位3名を選ぶと、
東京大学・文系
東北大学・医学部・医学科 2名
なのですが、この3名は全員男子なので、
どっちの方が優秀とかは、
あまり意味のない議論なのかなぁ~
とは思いますね。
ただ、文系科目は女子が得意(な子が多い)で、
理系科目は男子が得意(な子が多い)というイメージは、
先入観に引っ張られているということを考慮しても、
その通りだとは思うので、
理系科目が苦手な女子が、
理系科目が強い(と思われている)うちの塾に通うのは、
理には適っているかなぁ~とは思います。
東京大学・理系の女子の割合が20%程度
名古屋大学・工学部の推薦で女子枠があることからも、
これは事実として認識しても良いのではないでしょうか。
さて(2)僕の生い立ちについてです。
まぁ、あまり興味もないと思うので(笑)、
さらっと、お話させていただくと、
僕は6歳までは、祖母に育てられて、
6歳~18歳までは、母子家庭として、
母に育てられました。
結果的にどうなったかというと、
18歳まで女性と話す機会の方が多かったのです。
(ほとんどが母と祖母だからモテる自慢ではない笑)
で、わりと僕の母は、
「我が息子よ、女性には優しくあれ、男性には適当で良い」
という教育方針だったんです。
(多分、その方が本人が優しくされると思ったのでしょう笑)
・男性は車道側を歩くべし
・エレベーターでの立ち振る舞い
・会計の仕方
などなど・・・
レディーファーストって、
実は女性のためではなくて、
男性の身を守るためって考え方もあって、
よくよく考えると非効率的なこともあるのですが、
僕としては一番のスポンサー様である、
母の機嫌を損ねること自体が、
最大の効率の悪さなので、
言われたことは受け入れてました。
今になって思うと、
母の伝えたかったことって、
「こういう事なんだろうな」
って思うことがあって。
強い者は、弱い者を、
無条件で守らなければならない。
(煉獄さんのお母さんも同じようなことを言ってたよね)
そして、そこには理由なんて必要ない。
だから、当時強かった母や祖母は、
当時弱かった僕を無条件で守ってくれたし。
(いつの間にか立場は逆転しちゃいましたけどね~)
単純に腕力が強い(ことの多い)男性は、
腕力が弱い(ことの多い)女性を守らなければならないし、
少なくとも気を遣わなければならない。
この時代にこんなことを言うのも、
適切ではない気がするのですが、
まぁ、これは僕の感覚なので。
で、僕はこの塾を作ってから、
僕のいない空間で塾生が、
「男子の人数 ≧ 女子の人数」(以下、*)
にならないように、
気を遣っていたのです。
これは男子生徒を信じていないとか、
疑っているとか、
そういう低次元の話ではなくて、
弱い立場であることの多い女子には、
最大限配慮しなければならないという、
教えであり、なんなら呪いなのです。
で、ここからが本題なんですけど、
(本題まで3,300字かかりました笑)
現在、*が維持出来ないことがあります。
理由は前述の通り、
受験学年の6期生が、
塾が始まって以来初めて、
男子の方が多くなっているからです。
これまでって、
*を維持しようと、
気は遣うものの、
そこまで考えなくても良かったんです。
男女比がおかしかったし、
自習には(ほぼ)女子しか来なかったので。
でも今は、逆転していて。
男子の中でポツンと、
女子が自習している状況が、
あり得るのです。
で、僕はその状況が嫌なんです。
逆の立場だったら、単純に怖いんです。
一つ言いたいのは、
自習に来ている男子が悪いとか、
そういうことを言いたいわけではないので、
その点は注意してください。
さらには変に切り取らないでね?
しかも特に何か問題が起きたわけでもなければ、
何か問題が起きそうと思ったこともないので、
こんなことを思う僕が変なんだと思います。
以前(と言っても本当に昔ですが)、
秋田フォーラス(今のOPA)のエレベーターで、
僕とプロレスラー5人が乗り合わせたことがあって。
特に何もなかったのですが、
今でも覚えているくらいには、
けっこう怖かったんです。
もしかしたら、それに近い感情を、
感じる子もいるかもしれないのです。
で、それは僕がこれまで受けた教えに反するのです。
だから、現状で特に何も問題はないし、
明らかにこれは気を遣いすぎなんだけど、
僕はこれについて対処することにしました。
僕がいない状況下で*になる場合は、
別館を利用して人を移動して、
*にならないようにします。
女子が一人という状況は、
特に避けたいと思っています。
これを少なくとも、
今期のルールとします。
だからそれに協力してください。
協力出来ないのであれば、
何か別のお互いが納得出来る案を、
一緒に考えていきましょう。
もしかして今日のこのブログを読んで、
不快な思いをした方もいるかもしれません。
それだけ繊細な事柄に踏み込んでいる自覚があるので。
不快な思いをした方がいましたら申し訳ございませんでした。
僕は受験や塾ということに対しても、
僕が正しいとは思っていません。
今回のことにかんしても、
「こうするのが正しいから」
ということでしているわけでもないです。
ただ僕は自分の感覚みたいなものを、
とても大切にしていて、
その感覚が僕の、なんならこの塾の全てです。
なるべく早くこの感覚を、
ルールに落とし込んで、
塾生にはお伝えしたいと思います。
それまではちょっと非効率的な移動を、
強いるかもしれないのですが、
ご協力お願いいたします~
というわけで、「男性と女性の差」でした!
あまりタイトル関係なかったかな?
来週(11日)の定期更新は、
「好きな映画監督」かもしれないし、
別のテーマかもしれません!
リクエストがあればぜひよろしくお願いします!!
それでは皆様!良いGWを!!