来年度の予備校コースについて
共通テストの影響でしょうか。
例年よりも早く、
「そちらで浪人することは出来ますか~?」
というお問い合わせを何件かいただいたので、
「当塾でどんな感じで浪人生活を送れるか」
という内容をお伝えしたいと思います。
⇓浪人することについての過去記事
前提として・・・
浪人することを推奨しているわけではないです。
現在、まだ受験が残っているのであれば、
可能性が1mmでもある限り、努力するべきですし、
第1志望ではなくとも、極力浪人は回避するべきです。
よく言われるのは、
「仙台で浪人したら300万が飛ぶ」
ということですが、
これには大事な視点が抜けていると思っていて、
「健康に働ける晩年の1年分の年収を犠牲にしている」
この視点は忘れちゃダメかなぁ~と思います。
生涯賃金で言えば、1000万くらいのマイナスかなと思います。
それでもなお、
「○○に行きたい」
「〇〇になりたい」
という強い気持ちがあるのであれば、
手助けさせてもらうので、
そのような未来の生徒、ご家庭向けの記事です。
この記事は、今後使いまわす予定なので、
広告や報告は省略致します。
2018年~2021年(塾生でいうと、1期~3期)に、
当塾で浪人生活を送った生徒は5人です。
(小規模な学習塾なんです笑)
その合格実績は、以下の通りです。
~国公立大学~
旭川医科大学・医学部・医学科
秋田大学・医学部・医学科
秋田大学・医学部・保健学科
高崎経済大学・経済学部
高崎経済大学・地域政策学部
~私立大学~
東北医科薬科大学・医学部 2名
獨協医科大学・医学部
福岡大学・医学部・医学科
東京理科大学・理工学部
同志社大学・理工学部
全員が国公立大学に合格しているので、
実績として、まぁまぁなのではないでしょうか。
医学科に合格した2名は、
どちらも2浪目で入塾してきました。
「1浪目で当塾に来ていればなぁ」
と思わなくもなくもないですが、
結果的に国公立の医学科に合格出来たので、
生涯賃金としては、大幅なプラスかと思います。
続いて、今年度(2021.4~2022.3)に開催している
「予備校コース」のご紹介です。
(来年度もこの通りとは限りません)
<授業日程>
月曜日 「数学Ⅲ」1対1~2の個別指導(1コマ120分)
火曜日 「英語」、「国語」の1対3の少人数集団授業(1コマ90分)
水曜日 「化学」1対1~2の個別指導(1コマ120分)
木曜日 「数学Ⅰ・A」、「数学Ⅱ・B」の1対3の少人数集団授業(1コマ90分)
金曜日 「文系科目」1対1の個別指導(1コマ120分)
土・日 基本的には自学習が中心ですが、模試をやったり、「倫政」やったり。
塾には10:00に来て、19:00~20:00に帰るのが、
基本的な行動パターンですね。
<模試とか> 塾内で開催しました。
5月上旬 第1回全統共通テスト模試
5月下旬 第1回全統記述模試
6月下旬 予備校コース対象のテスト
8月中旬 第2回全統共通テスト模試
8月下旬 第2回全統記述模試
9月下旬 塾生受験生対象のテスト
10月上旬 第3回全統共通テスト模試
10月下旬 第3回全統記述模試
11月上旬 各大学のオープン模試
(今期は、東北大学と北海道大学を開催)
12月上旬 全統プレ
12月下旬 パック模試①
1月上旬 パック模試②
全12回ですね。(月1回程度)
多くも少なくもなく、ちょうど良いのではないでしょうか?
(高校での模試はちょっと多すぎると思っているので)
共通テストの模試については、
2日間に分けて、共通テストの日程通りに行うようにしています。
ちなみに上記模試の受講料は、
全て月額料金に含まれています~。
<夏期とか>
予備校コースの授業は原則、平日の日中に行っています。
(高校生が学校に通っている時間帯)
しかし、夏休み期間や冬休み期間は、
お互いに刺激を与えあうためにも、
少人数を維持しながら(最大で6名)、
集団授業を開催していました。
ちなみに夏期講習、冬期講習の参加費用も、
月額料金に含まれています~。
<料金>
月額¥72,000(税込)
(内進者は、月額¥48,000)
上記の内容が全て含まれております。
入塾金(って、そもそもなんなんだろう?)、
管理費(冷暖房費とかもないです)など、
追加料金は一切ございません。
(テキスト代等も込みです)
4週間で1か月と起算するため、
今期は11か月間開催することになります。
総額では、最大¥792,000です。
これが高いのか、安いのか(安くはないですね)、
僕にはわかりません。
実家から通うとしても、1年生活する生活費、
そして来年度入試に必要な受験料などなど・・・
これらをtotalすると、
¥1,500,000~¥2,000,000はかかるのではないでしょうか?
それだけのコストをかけて、
浪人するということを今一度考え、
「それでも」という方については、
何倍にもなってご自身に返ってくるように、
対応させてもらっています。
(何もお約束は出来ないですけどね)
<その他>
今年度、当塾で浪人している生徒は3人います。
予備校コース初日に、
「寝坊しました~」と言って、
6時間遅刻してくる子・・・
(10:00開始予定が、連絡が来たのが16:00)
塾のソファで熟睡している子・・・
(体調がわるくなくて何よりだよ)
全4回の全統共通テスト模試、全てで髪の色が異なる子・・・
(金パ→ピンク→アッシュ→面接対策のため黒染め)
バラエティーに富んでますが、
全員が日本最高峰のレベルを目指しています。
(いや、別に無理に目指す必要はないんですけど)
めちゃくちゃ頑張ってますね。
塾によっては、
スポーツイベントをやったり、
塾生と外部にご飯を食べにいったり、
楽しんでいるところもあるようです。
「このコロナ禍でようやるなぁ~」
とは思っているし、
そういった塾と、
同一化されて、
わりと迷惑をこうむってますが、
文句や否定ではないですからね?
(単なる感想)
浪人生活って、
ストレスが溜まるし、
大変だと思います。
でもこれは浪人生に限らず、
塾生全員に対して、
同じスタンスなのですが、
「塾生と塾以外では会わない」
というのは、わりと僕の優先順位の上にくるのです。
ストレス解消方法は、
「自分で見つけて欲しいなぁ」
と思います。
旭川医科に合格した子は、
「推しに会いに行ってきます~」
と言って、月1くらいで東京行ってましたからね笑
(コロナ前だよ)
ただ、人って、本当に努力するしていると、
「なんかしらんけど楽しい状態」
になるらしいのです・・・(怖いよ)
今年、浪人している子達は、
一緒にご飯を食べることもなく、
イベントを楽しむこともなく、
ただただ毎日10時間くらい勉強していますが、
「塾来るのめっちゃ楽しいです!」
と言ってくれています(怖いよ)
来年度(2022.4~2023.3)にどのような方針で、
「予備校コース」を開催するかはわかりませんが、
人が多ければ、それだけ充実したサービスを提供致します。
(少なければそれなりです笑)
来年度の定員は、
6名の予定です。
(人が多ければ、「医学科コース」的なのを作るかも)
塾生ではない受験生がこの記事を読んでいる場合は、
諦めずに可能性を探って、最後まで頑張ってください。
ただもし、ご縁があったらお会いしましょう。
浪人をお考えのお子様をお持ちの保護者様が読んでいる場合は、
まずはお子様の受験がしっかり終わることが大事です。
ただリスクマネジメントの一環として、
受験終了前(浪人決定前)に、
保護者様のみ面談させていただくことが可能です。
昨年も1組いらっしゃいましたが、
「ここで浪人させたいのですが~」
と2月に面談に来ていただいた方が、
後期で秋田大学・医学科に合格して、
通塾することはありませんでした。
それでもまったくネガティブな感情はなかったです。
(むしろ本当におめでとう!という感じです)
ただ、受験生が自分を最優先するように、
保護者様がご自身のお子様を最優先するように、
僕は自分の塾生を最優先します。
現在の状況を鑑みると、
ご連絡をいただいても、
すぐに対応出来ない可能性があることを、
ご理解いただければと思います。
塾生が読んでいる場合は、
「こんなの読まずに勉強しろ!!今年は内進は認めない!!」
以上です。
ご一読ありがとうございました。