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2025 . 04 第4週

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数学の勉強の仕方

2022.08.04

 

今日の記事は使いまわすつもりなので、

宣伝等はございません。

 

募集状況は、「8月の業務連絡」

広告・宣伝は「お礼やらあれやこれや」

をご確認ください。

 

 

今日は「数学の勉強の仕方」

というテーマでお話しようかなぁと思いますが、

(まるで塾のブログのようですね!)

今日の内容に関しては、

前提が3つあります。

 

① 数学が出来たところで大して意味はないこと

 

② 想定しているレベルの範囲

 

③ 僕の考え方の特徴

 

1つずつ補足していきたいと思います。

 

 

 

① 数学が出来ると、

「頭が良い」とか「すごい」とか

言われがちですが、

「数学が出来て、頭が良い」

僕が思うに、

この2つには(多少)相関関係はあるけど、

 

数学が出来る≒頭が良い

では決してないし、

 

微分や積分が出来たり、

計算が速くて正確だったとしても、

大して意味はないし、

もてはやされるほどのことでもないよ。

 

というスタンスで塾をやっています。

 

受験には役には立ちますし、

点数の差が最も激しい科目の一つなので(物理も激しい)、

得意になっておくとコスパが良いとは思いますが、

それ以上でもそれ以下でもないかなぁ~と思います。

 

 

② 今回の記事で想定しているレベルですが、

 

東大・京大・東工大・旧帝大医学科を除く、

国公立大学の2次試験を想定しています。

 

 

例)秋田大学・医学部・医学科は想定しているけど、

東北大学・医学部・医学科は想定していません。

北海道大学・総合理系は想定しているけど、

東京大学・理科1類は想定していません。

 

「最上位を目指すにはどうしたらいいか」

という疑問については、

個別にお答えしたいと思います。

 

 

なお、今年の共通テストの数学については、

わりと早い段階から否定的なスタンスをとっていたのですが、

先日まさかの政府からも苦言を言われるという始末なので、

「2022年共通テスト数学」で高得点を取るためには、

どうしたら良かったのか・・・

という(あまり)意味のないことを考えていません。

 

 

 

③ 僕の考え方の特徴なのですが、

「○○をしたら成功する」という考え方はせずに、

「△△をしたら失敗する」から、

「△△を避けたら少なくとも失敗する可能性を1つ減らせるよね」

という考え方をしています。

 

ようは失敗する可能性は減らして、

失敗することを極力なくせば、

成功はしないかもしれないけど、

失敗はしないよね

と思って生きています。

 

塾の広告とかでも、

「必ず合格させます!」

「○○をすれば絶対成績が上がります!!」

と謳っているのを耳にしますが、

そういうスタンスはとっていないです。

 

と書くと、否定的に取られますが、

そもそも上記の募集の仕方は、

景表法に違反する(と僕は思っている)ので、

恐ろしい募集の仕方をするなぁ~と思っています。

 

 

というわけで、前提が長くなりましたが、

これからお話する「数学の勉強の仕方」は、

 

次の3点の勉強の仕方は、

高い確率で失敗する(と思っている)から、

避けた方が良いよ!

という内容になります。

 

正確に書くと、

「避けた方が良い数学の勉強の仕方」

というのが今日のタイトルです。

 

次の3点を避けて、

数学を勉強すれば、

少なくとも今よりは、

マシになるのではないでしょうか?

 

 

ではそんな避けた方が良い3点とは何か・・・

 

 

Ⅰ むやみやたらに先に進む

 

Ⅱ FocusGold中心の学習

 

Ⅲ 友人同士の学習

 

 

Ⅰから順に説明していきましょう~

 

「自分は数学が出来る!」

と思っている子にありがちですが、

学校の進度を無視して、

どんどん先に進むことはオススメしません。

先に進んでも、どうせすぐに忘れます。

学校の進度に合わせましょう。

 

というか、ちゃんと定着させようと思ったら、

先に進んでいる余裕はないと思います。

 

高校数学は、予習<<復習の科目です。

 

 

 

Ⅱも「数学が出来る!」と思っている子にありがちですが、

FocusGold中心の勉強は危険です。

絶対にやめましょう。

 

そもそも僕が、FocusGoldを初めて見たのが10年くらい前です。

首都圏の中高一貫校に通っている中学2年生を指導し始めるときに、

「学校でこれ使っています~」と言って渡されました。

 

そのときに思ったのは、

「頭が良い人が頭の良い人に向けて書いた参考書」

ということです。

 

その後、南高が中高一貫校になるのに合わせて採用し、

なぜかそれを秋高が追随しました・・・

(この経緯が本当に謎・・・)

 

そこから秋田の多くの高校で、

採用しているのが⇓のFocusGoldです。

 

 

 

このような分厚い数学の参考書を、

「辞書系参考書」と呼んでいるのですが、

辞書系参考書としては、

 

FocusGoldの他に、

「チャートシリーズ」というのがあります。

 

昔は秋田の高校は、

このチャートが主流でした。

 

白<黄<青<赤と難易度別に色で分かれており、

僕が高校生の頃は、

黄色チャートを使っていました。

 

秋高、南高は青チャート→FocusGoldと変更しましたが、

一部の高校は、FocusGold→黄色チャートに戻したところもあるようです。

 

賢明だと思います。

志望校にもよりますが、

99%の高校生にとって、

FocusGoldは難し過ぎます。

 

昨年度、当塾の上位6名の合格先と、

学校で配られた辞書系参考書と、

その取り組み具合は以下の通りです。

 

秋田大学・医学部・医学科 3名

北海道大学・総合理系

金沢大学・医薬保健学域・薬学類

東京藝術大学・美術学部

 

FocusGold 3名

黄チャート 2名

青チャート 1名

 

FocusGold 3名の内、

 

ちゃんとやったのが1名

この子は、旧帝医学科を目指していたので必要だった。

 

学校の課題で使うくらいで自主的にはまったくやらなかったのが2名

上記の写真は、現役で医学科に合格した子から譲り受けたものです!

なんて綺麗な状態なのでしょう!!

(ほ~ん~をう~る~な~ら~〇ッ〇〇〇)

 

学校の教科書と学校配布の問題集(4STEPとか)と

僕からの課題さえやってもらえれば、

普通に国公立2次試験は満点近く取れます。

 

 

黄チャート 2名

 

この2名はめちゃくちゃやりました。

黄チャートは、分量・難易度がバランスがいいので、

自学・授業どちらにも対応できる辞書系参考書です!

 

おかげで、この2名は共通テスト大失敗からの、

 

共通テスト時点でD判定(ボーダーから100人くらいは上にいた状態)から、

二次試験で見事、北海道大学に合格したり(最終的にはわりと余裕の順位)、

共通テスト時点でE判定からの、

前期試験で医学科に合格したりしました。

(在籍していた高校で前期合格は初めてらしい)

 

黄チャートはやる価値があると思います。

(何様なんだろう・・・笑)

 

今年の既卒生でも、高校ではFocusGoldを使ってた子に、

「君にはオーバースペックだから」と言って(失礼なやつ!笑)、

黄チャートに変更させて今取り組ませてます~

 

現在の塾生で、一番出来る(と思われる)子も、

黄チャートを使っています~

 

「FocusGoldを学校で使っているのでどうしても使わざるを得ない・・・」

という方は、なんとか効果的な使い方を模索するのでご相談ください~

 

 

青チャート 1名

使っても使わなくても合格するような点数を取ってました(笑)

 

 

Ⅲ 友人同士の学習

 

そもそも数学の二次試験は、

「解答の書き方」が全てと言っても過言ではないので、

それをちゃんと書ける高校生は、

秋田に100人もいないでしょう。

少なくともうちの塾レベルでは1人もいません・・・。

 

その仲間うちで教え合ったとて、

傷のなめ合いになるだけでは?と思ってしまいます。

 

じゃあ、大学生なら出来るのか?という話ですが、

これまでのうちの塾の卒塾生で数学が出来る(と思われる)上位10名は、

 

秋田大学・医学部・医学科 5名

旭川医科大学・医学部・医学科

北海道大学・総合理系

東北大学・経済学部

金沢大学・医薬保健学域・薬学類

青山学院大学・社会情報学部

 

に進学しました。

医学科に合格した子がもう一人いますが、

その子はほとんど数Ⅲをやらずに逃げ切ったのが、

10名には含めませんでした。(すまんな笑)

 

ちなみにこの中で、

最高偏差値が一番高いのが、

80近くまでいった、青山の子です!

この子に、「気合と根性」があれば、

旧帝はいけたと思っています~

(推薦で合格して今が充実しているようなので良いのだが!笑)

 

この10名の中で、

「二次試験の数学を教えられる」

大学生は1人だけだと僕は思っています。

 

それだけ数学の二次試験は、

大学によって傾向も対策も全然違うし、

その対策をするために、

十人十色のしなきゃいけないことがあって、

それを、一括りには出来ないなぁ~と思っています。

 

ちなみに、この1人は、

うちの塾でバイトはしていません。

なぜなら、「僕がいる」ので。

 

ただこの子は、他の塾でバイトしていて、

その塾の数学は大丈夫だと思います~。

 

 

 

というわけで、

「避けた方が良い数学の勉強の仕方」

という内容でした。

 

一応言っておくと、

他塾様の批判をしたいわけではないです。

 

ただ今回の記事に関しては、

僕よりも数学が出来ないにもかかわらず、

僕の批判をされてもちょっと意味がわからない・・・

という感じではありますが・・・

 

「難しい」と言われがちな数学だけど、

間違った勉強方法さえしなければ、

大学受験数学くらいだったら出来るはずなので、

今回の記事を参考に頑張ってね!!

という高校生へのエールだと思っていただければ!!

 

 

一人一人に合わせた勉強方法は、

塾生に合わせて提案させてもらっているので、

必要ならばお問い合わせください~

という、営業を最後にして今回は終了です。

 

 

「化学でダメな勉強方法は?」

「物理でしちゃいけない勉強方法は?」

「文系科目ってどうなん?」

という質問がありましたら、

シリーズ化しますので、

ぜひお尋ねください!!

 

 

 

4000字の長文をお読みいただきありがとうございました!

 

今回の記事で数学に興味が持った方がおりましたら、

10月の「数検」を受けることをオススメ致します!!

 

「誰か一緒に来年、1級受けない?」

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