広島に行こう!
今日は「広島に行こう!」というタイトルで、
語っていこうと思いましたが、
もうすでにタイトルで目的は達しているので、
短めにいきたいと思います。
6月26日(木)~30日(月)の旅行報告の最終回です。
今回の旅行で一番印象に残ったのは何か?
と聞かれた場合、
「平和記念資料館と平和記念公園」
と答えます。
平和記念資料館は本当に行って欲しい。
そもそもなぜ全国の修学旅行先が、
広島ではないのか意味がわからない。
あまりにも生徒や卒塾生に、
「広島に絶対に行って?」
と勧めているので、
何人かには響いていて・・・
今の高校3年生は「大学生になったら絶対行きます」
と言ってくれていますし、
高校2年生のインターハイ出場者は、
(今年のインターハイが中国地方開催)
なんとか広島に行く時間を捻出出来ないか考えてくれています。
高校2年生の集団授業で話したときは、
「修学旅行の大阪での自由行動で広島に行けないか?」
という話になり、
「新幹線代を払えるなら是が非でも行くべき」
という結論になりました。
今年は修学旅行中に脱走する子がいるかもしれませんが、
全て僕の責任です。ごめんなさい。
責めるなら僕をせめてください。
なんなら謝りにいきます。
多分何に怒っているのかわからないので、
すっごい薄い謝り方になりますけど・・・
本当に平和記念資料館には行って欲しくて、
「行ったけど何も思わなかった」
それは全然いいし個人の自由です。
でも「行ったことがない」
というのはかなり致命的だなぁ
と行ってみて初めて気付きました。
遅くとも20代前半、
社会人としてスタートする前に行っておきたかった。
行ったことで負の感情とかがわいてくることはなくて、
アメリカが嫌いになるとか憎いとかはないし、
なんなら明日明後日はアメリカ人の従姉弟の旦那さんと、
アメリカ人の従姉弟の子供と楽しく過ごしますし。
でも戦後80年の節目の年に、
「もっと色々知りたい」
と思えたことはとても大事なことだと思います。
今週、秋田大学で被爆者の体験を伝え継ぐ講演会が開かれたようで、
そのような講演に耳を傾けたいと思うようになったのも、
広島に行ってからなので、
やっぱりもっと早く行っておくべきだったと思います。
僕の祖母であるチヨ子は、
このときの広島を見ているはずなのです。
ちゃんと話しを聞いておきたかったな
と今になって思います。
一番印象に残った「平和記念資料館と平和記念公園」
の中でもさらに一番記憶に残ったこと・・・
広島初日の夜に原爆ドームを見た後に、
平和記念公園を歩いたのですが、
献花台がありました。
この奥にあります。
警備員のおじさんがいて、
献花台に何か不審物がないか、
見るのが仕事の一つなのだと思います。
おそらく毎日のことで、
なぁなぁになってもおかしくないことだと思います。
僕にとっては非日常でも、
警備員のおじさんにとっては日常なので。
そのおじさんが献花台に近づくときに、
脱帽してお辞儀をした姿
僕がこれまでに見た全ての所作の中で、
最も美しかった
そのおじさんの感情が全て現れた、
一瞬でしたが素晴らしい光景でした。
翌日になって平和記念資料館に行くわけですが、
その光景のおかげで身が引き締まって、
見学することが出来ました。
ぜっっっっっっっったいこのブログを見ることはありませんが、
インターネットの世界に向けてお礼を言うことで、
少しでも感謝の気持ちが届けばと思います。
ありがとう、警備員のおじさん
あの光景は一生忘れないし、
あの所作を見れただけで、
今回の旅行の意味がありました。
以上、「広島に行こう!」でした。
次回以降の予定です。
8月1日(金)「8月の業務連絡」
8月2日(土)「8月の立秋連絡」
(従姉弟と過ごしているので多分短い!)
8月7日(木)「タイトル未定」
8月14日(木)お盆なので休みたい・・・
だれか「卒塾生シリーズ」書いてくれないかなぁ?
広島には本当に全員に行ってほしい。
「どういう行き方がおすすめか?」
という相談にはいくらでものりますので、
検討する方はご連絡をください!!