学生講師について
予告通り、今日は「学生講師」に対する当塾の考えについてです。
(学生講師が中心の塾を否定しているわけではないことをご理解ください)
当塾ではこの春休みから、
秋田大学・医学部・医学科の女性講師を一人採用しております。
理由としては次の通りです。
ⅰ)女性の手が必要なときがある
当塾の職員がどちらも男性のため、
生徒によっては相談しにくいこともあるかなぁと思いまして、
その相談役としての学生講師です。
ⅱ)高校の時の記憶が薄れている
生徒から「高校生活について」問われても、
僕の実体験ははるか昔ですし、
どうしても生徒からまた聞きした情報になってしまうため、
それであれば直接質問出来る存在がいればいいかなと。
ⅲ)生物ガチ勢である
大学受験科目の中で、地歴公民の社会系を除けば、
一番手薄なのが「生物」なのですが、
彼女は医学部を生物受験なので、ある程度のレベルまで対応出来ます。
生物に関しては、授業という形ではなく、
質問対応という形を取りますので、生物の質問がある方は、
彼女を見つけ次第つかまえ、質問攻めにしてあげてください。
(それによる追加料金はもちろんございません)
以上の3点が学生講師を採用する主な理由です。
職員と生徒の自習のサポートがメインであって、
金銭を伴う授業をすることは、基本的にはございません。
「基本的には」というのは、
以下のような特殊な条件が揃った場合は、
もしかすると授業を頼むかもしれないからです。
例)中学1・2年生の女の子が、塾に慣れるまでは、
女性講師を「どうしても」希望する場合など・・・
(そもそもこの塾じゃなくてもいい気がするけど)
中学1・2年生に限定するのは、以下の2つの理由からです。
(中学1・2年生の指導が楽だというわけではありません)
①中3という大事な受験学年をアルバイトに任せるのは危険
学生講師でも、成績が伸びる子はいます。それは否定しません。
ただ伸びない・点数が不足しているときに、
何が原因で、どうか解決すればいいか、
その手段・経験は持っていますか?ということです。
さらには、受験学年を受け持つということは、
学生講師は強い責任に、
生徒は強いプレッシャーに晒されることになりますが、
責任を全うし、生徒の負担を緩和出来ますか?
②高校生指導に対して当塾の求めるレベルの学生講師が稀
高校生指導に対して当塾の求めるレベルとは、
センター試験では、指導科目は満点
二次試験では、「東工大」の問題を解き、解説出来る
となります。
このレベルの大学生って秋田に何人いるのだろう・・・
センター試験で言うと、9割程度のレベルでは、
質問の対応に応じられますが、
授業をすることは出来ないと考えています。
ちなみに学生講師の採用基準の一つが、
「僕の授業を継続して1年以上受けたことがある」
であるため、外部から募集はしておりません。
そもそも塾で働く学生講師が、
その塾の形式で授業を受けていない場合、
なんでそこで働いているの?と思うので。
来年度については既に一人の生徒から、
志望校に合格した場合、
「ここで働かせてください」
というありがたい言葉ももらっているので、
なんとしても合格させなければ!
当塾を手伝ってくれる学生講師の子には、
出来る範囲内でどんどんチャレンジして、
たくさん学んで欲しいなと思います。
生徒・保護者様にご迷惑がかからない失敗であれば、
いくらやってもかまいません!
例)「僕にお茶をこぼした」など・・・
(実際にあったわけではないですよ?一応)
ということで新年度は、
学生講師を一人採用してみるよ!
という話でした。
またこの話とは別に、
4月から大学4年生になる子に「内定」を出しているため、
当塾職員が増え、新体制になる可能性があります。
(その子が教職に受からなかったらの話ですが)
新卒にも関わらず、
出来たばかりの当塾で一緒に働くことを真剣に考えてくれるだけで、
驚きですが、嬉しいものですね。
さてそんな「内定」という言葉が飛び交う、
就活もシーズン真っ只中です。
次はそんな就活に関するお話です。
次回予告、「就活における学歴フィルターについて」
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