卒塾生より~⑧
今日は「卒塾生」シリーズ第8弾です!
第1弾~第7弾まではこちら⇓
(旭川医科大学・医学部・医学科)
(富山大学・薬学部・薬学科)
(秋田大学・医学部・医学科)
(早稲田大学・国際教養学部)
卒塾生より~③(2023.03.30)
(北海道大学・理学部・生物学科)
特別編②(卒塾生より)(2022.11.24)
(千葉大学・看護学部)
(秋田大学・医学部・医学科)
それではいってみましょう~
みなさんはじめまして。Mといいます。
私はSpiralの4期生で、
現在は秋田大学・医学部・保健学科の3年生です。
(なんとか進級出来そうなので4月から4年生になります)
この度、立秋先生に「山形交響楽団 ドラゴンクエストⅪの世界」
へ連れていってもらうことと引き換えに、
今回のブログを書かせていただくことになりました。
(まんまとエサに釣られました笑)
コンサートの感想は最後の方に書きたいと思います!
実は・・・4期生である私、
Spiralで大学受験だけではなく、
高校受験までお世話になっています。
長くなってしまうと思いますが、
Spiralと私のお話を聞いてくださると嬉しいです。
私が入塾したのは、塾が出来たばかりの2018年7月です。
当時、中学校最後の大会を終えて部活を引退した私は
「このままだとどこの高校にも行けないのでは?」
という焦りから塾を探していました。
私は部活が大好きな人間で、
中学1・2年生の間は本当に部活しかしておらず、
勉強とは無縁な人生を歩んでいたと思います。
定期テストは勿論、中学3年生になってからの模試は、
本当にもうボロボロ過ぎて今思うと
「何をしていたんだろう?」という感じです(笑)
実際、入塾前の模試の成績は250点いくか、
いかないかという感じでした。
(何故先生は私を塾に入れてくれたのだろうか?)
そして、たまたま通りかかったときに、
近所に新しく塾が出来ていることを発見し、
「新しい!なんか凄そう!同級生と被らなそう!」
という単純で何とも阿呆そうな理由から入塾しました(笑)
入塾してからは、今までの怠惰を反省し、
塾に毎日のように入り浸り勉強していたと思います。
そもそも勉強し始めるのが遅すぎた私ですが、
入塾半年で成績が120点以上アップし、
高校入試本番では389点を取ることが出来ました。
高校受験は無事合格し、第1志望の
秋田北高等学校に入学することが出来ました!🌸
・・・無事入学した私ですが、学習というものをしないため
高校1年生、2年生とまた部活に明け暮れます。
高校生活もかなーりエンジョイしまして、
(楽しい思い出がいっぱい!)
先生からは呆れられていましたね。
今私が塾にいたら即退〇案件という話を
先日先生ともしました(笑)
実はここに登場する2名のうちの1人が私なのです。
ちゃっかり春期講習には参加していた私ですが、
その後塾に顔を出すことはほとんど無く、
幽霊部員ならぬ幽霊塾生のような存在だったと思います。
定期考査前だけいる奴という感じですね。
そんな私の存在が「美容院コース」という、
コースを作るきっかけになったようです。
そんな私も高校の部活を引退し、
ようやく受験生のスタートラインに立つことになります。(遅い)
部活引退後の授業で先生に
「分からないところはどこ?」と聞かれた時に
「分からないところがどこか分からない」と答えた私ですが、
部活引退後はほぼ毎日塾で勉強し、
基礎知識を学び直す所から始めました。
先生に具体的な計画を立ててもらい、
気合と根性でなんとか受験期を乗り越えられたと思います。
そして共通テスト本番です。
模試での成績も順調に上がってはいるものの、
E判定から抜け出すことは無く
(最後だけD判定だったかも?)
・・・それでも推薦なら、
行けるかもしれない!という希望を抱いて臨んだ共通テストですが、
過去最高難易度の共通テストに無事打ちのめされました。
特に数学でやらかしまくり、
絶望の気持ちで塾に向かいました。
共テ終了後は志望校を変えることはなく、
前期試験に向けてただひたすら勉強し、
先生の「なんとかなると思うよ~」という言葉を胸に、
「絶対なんとかしてやろう!」と思いながら、
机に向かい続ける日々を過ごしました。
そして推薦の合格発表の日になり、
何故か先生と2人で一緒に合格発表を見るという、
シチュエーションになります。
(先生は生徒の合格発表を一緒に見るのはこれが初めてだったみたいです)
先生は「まぁ、落ちてるだろうな~前期でなんとかなるでしょ」
くらいの気持ちだったようで、
私も完全に前期試験に向けて気持ちを切り替えていたので
「不合格発表」のつもりでした。
結果はなんと「合格」!!
喜びよりも驚きの勝つ合格発表になりました(笑)
私にとっての共通テストの難化は、
寧ろ点数の差が出にくいという点で有利に働いたようです。(特に数学)
そして他の教科でも基礎知識からやり直したことが良かったのかなと思います。
また先生との面接特訓(圧やばい)&小論文添削(意外にしっかり教えてくれる)
による成果が出て、大学の目に止まってくれたのかなと思いたいです(笑)
さて私は今大学3年生になり、
これから4年生になる所です。
あの時14歳だった高校受験生の私はもう21歳になります。
昨年には成人式にも参加し、時の流れを感じました。
先生には大学に入ってからもお世話になっており、
1年生の時はアルバイトとしても関わらせて貰っていました。
成人式の時には塾に顔を出して、
先生と2ショット撮っちゃうくらいには仲良しです!(笑)
大学生になってからも相変わらず、
日常生活も部活動もエンジョイしています。
高校とは変わり大学では、
実技の授業や実習が増えて専門的な授業が殆どですが、
私にはそれが合っているようで中学・高校と、
嫌だった勉強や授業は苦痛に感じません。
私は看護学専攻に進み、
現在は日々病棟実習や卒業研究を頑張っています。
正直な話、中学生の頃は、
勉強をするために大学に行く
という考えがあまり理解できませんでした。
しかし、自分の興味のあることを学べる大学に入り、
勉強の本来の楽しさと、
新たな自分を見つけることが出来たと思います。
Spiralでの日々があったおかげで今の私があると思うと、
あの時塾に通わせてくれた両親と、
私を受け入れてくれた立秋先生に感謝でいっぱいです。
なかなか良い感じに振り返れたなと感じているのですが、
ここから先日立秋先生と鑑賞した「ドラゴンクエストⅪ」
のコンサートの感想を綴っていきたいと思います!
ドラゴンクエストに興味のない方、ある方、
私の文章に飽きてきた方も、
是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです(^^)
今回のコンサートは山形交響楽団様の演奏会でした!
ドラゴンクエストⅪを2周した私はプレイ中の思い出が
音楽を通して振り返れることにとても感動しました。
ドラゴンクエストの音楽は、とても壮大で美しいです。
ある時は街を歩き、
ある時は大地を駆け抜け、
ある時はモンスターと戦っています。
どのシーンにも様々な音楽があり、
何故か頭に残るメロディを奏でています。
オープニング曲の「序曲」は、
ドラゴンクエストを知らない人でも
1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回のコンサートの最初も「序曲」から始まったのですが、
あのワクワク・ドキドキ感は堪らなかったです。
Ⅺの世界は特にストーリーが感動するので、
音楽1つ1つにメッセージが込められているように感じました。
私自身、クラシックコンサートというものに行ったことがなく、
これが初めてだったのですが素晴らしい思い出になりました(泣)
感動的な演奏を奏でてくださった山形交響楽団様と
コンサートに連れていってくださった立秋先生には、
感謝感激です。本当にありがとうございました。
ここまで私の駄文に付き合ってくださった方々、
ありがとうございました。
本来であれば、Spiralの求める生徒像に、
(そのようなものがあったとして)
私は合っていないと思います。
私と先生の話が噛み合うことも無いかもしれないです。
しかし、そんな私達を繋いでくれたのがこの
「ドラゴンクエスト」なのです!!
今回コンサートに行った「ドラゴンクエストⅪ」の
サブタイトルは、「過ぎ去りし時を求めて」
少しネタバラシにはなってしまうのですが・・・
過去の楽しかった思い出と誤った選択に後悔を抱く
主人公が過去に戻ってやり直すという話になります。
(かなりざっくりまとめると)
私は少なくとも受験に関しては過去に戻る必要は無いと思います。
(あんなに辛い思いはもうしたくありません。)
しかし、辛い中でも楽しかったSpiralでの思い出には、
戻ってもいいかなと思う時があります。
みなさんもそんな時を、
この塾で過ごしてくれることを願っています。
2025年3月13日 Spiral 4期生 M