卒塾生より~⑦
今日は、卒塾生シリーズ第7弾
「卒塾生より~⑦」です。
第1弾~第6弾はこちら⇓
(富山大学・薬学部・薬学科)
(秋田大学・医学部・医学科)
(早稲田大学・国際教養学部)
卒塾生より~③(2023.03.30)
(北海道大学・理学部・生物学科)
特別編②(卒塾生より)(2022.11.24)
(千葉大学・看護学部)
(秋田大学・医学部・医学科)
みなさん、こんちには。
私はSpiral2期生で現在、
旭川医科大学・医学部・医学科 5年生です。
ブログの執筆依頼を受けて、
今回書かせてもらいました。
突然ですが、私はかなり怠惰な人間です。
それは今も昔も変わっていません。
そんな人間の文章だということを踏まえたうえで、
読んでいただきたいです。
私の大学生活はコロナ禍と同時にスタートしました。
(出願していた後期入試が中止になったのはびっくりしました)
入学と同時に休校となり秋田に帰ってきて、
塾で大学の物理を教えてもらったりしながら過ごしていました。
その後、旭川に戻って本格的な大学生活が始まりました。
旭川医科大学は単科大学なので医学部と看護学部しかなく、
とにかく生徒数が少ないです。
さらに周りにはほかの大学もあまりないうえ、
旭川という土地もかなり辺境なので、
コミュニティが狭いな~という感じです。
落ち着いて勉強できるといえばそうなのかもしれませんが、
よく思い描くようなきらきらキャンパスライフ的なものはありません。
授業や学校設備にもこれといった特徴はない気がします・・・
ただ、自然が好き!アウトドアが好き!という方には、
これ以上ないぴったりな場所だと思います。
周りには山と川があふれているので、
それを生かしたアクティビティが盛んです。
私はカヌー部に入り、
夏は川や湖に行き漕いだりキャンプをしたり、
冬は暇さえあれば近くの山にスノボをしに行っています。
車を買ったので雪が降るまでは土日に札幌に行ってお買い物をしたり、
友達と函館に行ったりもしました。
こんなに北海道を満喫している女子はなかなかいないと自負しています。
最初にかなりネガキャンしましたが、
合えば他とは違った楽しい大学生活を過ごせると思います。
さて私が立秋先生と初めて会ったのは、
高校1年生の冬です。
初対面にもかかわらず
「医学科目指すなら多浪すると思うよ」
と言われました。
その時の私は
「何年かかってももう医学科は無理なんじゃないかな」
と思っていたので、
多浪すれば受かる(かもしれない)という言葉に、
結構喜んだ記憶があります。
先生の大学受験に対する選球眼みたいなものは、
それだけでお金を取れるレベルなので、
気持ちが強い方は一度受けることをオススメします。
面談後授業をしてもらっていたのですが、
本当に申し訳ないくらいに勉強をしなかったので、
高校の時は学校の授業についていけず・・・
評定も4を下回っていました。
そのため高校生活において、
皆さんに何かアドバイスできるようなことはありません。
現役のときは医学科のみをたくさん受験しましたが、
無事浪人し1浪目は仙台の河合塾に通いました。
この時も授業にはついていけず、
かといってめちゃくちゃ努力するわけでもなく・・・。
途中からは諦めて、自分がわかる範囲を増やすことを頑張りました。
それでこの年にやっと基礎ができたような気がします。
1浪目もたくさんの医学科を受けましたが、無事全敗します。
2浪目をどこでするか悩んでいたときに、
ちょうどSpiralが開業して初めての春だったので、
Spiralに家から通うことにしました。
私は一般受験しか選択肢がなかったので、
二次試験でもある程度戦えるように勉強を進めました。
受けたいところや問題が素直なところの赤本をいろいろ解きました。
でも心が折れることが怖かったので、
夏くらいまでは勉強もするけどかなり遊んでいました。
月1くらいで好きなアイドルに会いに行ってました。
許可してくださった先生には本当に感謝しています。
秋くらいからはセンター(今は共通テストですね)の勉強も
本格的に始めた気がします。
しかし、私は最後の模試まで目標の点数を取ることはできませんでした。
2浪もしたのでさすがの私も、
この感じじゃやばいな~という実感がありました。
それから家族にも印刷を手伝ってもらって、
めちゃくちゃ過去問を解きまくりました。
本番のころには過去6年くらいの問題はほぼ暗記していたので、
わんちゃん9割いけるかも~と少し楽しくなっていました。
結果は9割はいかなかったのですが、
今までで一番良い点数を取ることができました。
センター試験のあとに国公立をどこにするか先生に相談し、
難易度と問題の傾向をふまえて、
旭川医科大学を提案してもらいました。
2浪目に合格したのは次の大学です。
旭川医科大学・医学部・医学科
東北医科薬科大学・医学部・医学科
獨協医科大学・医学部
福岡大学・医学部・医学科
ちなみに前期で受けた旭川医科では、
全体の4位の点数でした!
結果論かもしれませんが、
あのとき旭川医科を提案してもらえて、
本当に感謝しています。
出願する大学に悩んだら、
とりあえず相談することをオススメします。
こんなにつらつら長く書きましたが、
この時期の受験生に私が一番伝えたいのは
「過去問演習めっちゃ大事!!」ってことです。
もちろんそれをする前の基礎も大事なのですが、
この時期になったらひたすら問題解いて、
暗記するくらい過去問するのが1番だと思います。
それくらいやったらなんやかんや耐えるんじゃないでしょうか。
二次の勉強は共通テストが終わってからで何とかなるし、
面接に至っては立秋先生と普通に会話できているのであれば、
問題ないと思います。(これが1番ハードルが高いかもしれません)
あとは本番、体調を整えて落ち着いて解けばきっと大丈夫です。
あとちょっと頑張ってください!
実はこの文章は3年前に書いたものを加筆修正したものです。
これを書いた当時は2年生だったのですが、
現在は5年生が終わろうとしており、
4月からはいよいよ最終学年です。
2浪もしたのに改心せず、
毎日バイトと遊びに明け暮れていますが、
6年生までストレートに進級できているので、
人にもよるかと思いますが、
医学部の進級はそんなに難しくないです。
また私は一般入試で入学したので、
地域枠のような縛りはないのですが、
卒業後もこの旭川で働きたいと考えています。
5年間たくさん遊んだのに、
この北海道にまだまだ飽きていません。
むしろやりたいことが増えています。
やりたいことだらけで忙しいです。
それくらい魅力的な土地なので、
旭川医科に限らず北海道の大学に進学するのは、
結構おすすめです。
興味のある方はぜひ見学に来てください。
先生を通していただければ、
いつでも質問なども受け付けています!
何故か旭川に合格した際には、
めっちゃ可愛がります!!
2025年 1月9日 Spiral2期生より