オススメの本とか~その1~
少しずつ塾内の環境についても紹介していこうと思いまして、
今日は塾の本棚の紹介をします。
各大学の赤本コーナーや
高校受験用の参考書も取り揃えております
(右の「i ワーク」は5教科、3学年分、計15冊を
育伸社様から無料でいただきました。ありがとうございます。)
このような一般的な学習書の他にも、
学習に役立つ漫画・雑誌や、
学習・生活両面に役立つ書籍コーナーも用意しております。
「なぜ勉強に関係ない漫画などがあるの?」
と思われるかもしれませんが、
「ペンを握って机に座って授業を受ける、問題を解く」(*1)
ということだけが、勉強ではないと思っています。
(*1は可能な限り徹底して行うというのは大前提です)
休憩時間中に、本棚にある本を読んでみることで、
好奇心と学習意欲が増すような本を用意しています。
例えば、この「Dr.stone」という漫画
週刊少年ジャンプで連載中の科学漫画なのですが、
本当に面白いかつ理科系の勉強に役に立ちます。
鉄を一から作るとしたら、どうすればいいか?
この問いに対する答えは、高校の化学で習いますが、
ただそれがどのような手順で、どれくらい大変なのかは、
知識としては知っていても、実感としては持っていませんでした。
この漫画の中で、鉄を周辺の機材から作る場面があるのですが、
(ネタバレになるため詳しくは書きません)
これを読むことで、製鉄の大変さを学ぶことが出来ます。
またこの漫画で得た知識が受験においても役に立ちます。
センター試験・2003年・化学・本試・改題
問)次の正誤を判断せよ。
歴史上、鉄の使用が銅より遅れたのは、
鉄の製錬や加工が銅より難しかったためである。
解)漫画で苦労していたし正しいだろう!
という考えで正解にたどりつけるわけです。
その他にも、硫酸や硝酸といった見たことはないけど、
化学でよく出てくる薬品の使用用途など、
多くのことが学べる漫画です。
「i」と「博士の愛した数式」の2冊は
数学を題材にした小説です。
「博士の愛した数式」は第一回本屋大賞を受賞していますし、
映画化もされているためご存知の方も多いかと思います。
これらを読んだからと言って、
数学の点数が上がるわけではないですが、
なぜ数学を学ばなければならないかを、
知るきっかけになると思います。
この栄養学の本は、
個人的に「栄養学について学びたいな」と思って
買ったのですが、読んでみると、
高校化学の「高分子化合物」という分野の導入に最適です。
内容をまとめて作ったプリントがこちら ⇓
身近な栄養について知ってから、
化学を学んだ方がより知識が深まります。
「こんな本や漫画が役立って面白いよ!」
というご意見がありましたらお聞かせください。
これまでにも、生徒から「働く細胞」を紹介してもらって、
読んでみたら面白かったので、購入していたりします。
もう一冊紹介したい本があるのですが、
長くなりそうなので、~その2~に続く